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自衛隊の仕事術 160の金言集

どんな逆境にも負けない屈強な組織をつくる言葉学

自衛隊の仕事術 160の金言集

目を背けたくなる現場でなぜ規律正しく使命感を持ち行動できたのか。そこには自衛隊員の精神と肉体を律する言葉があった。

著者 久保 光俊
松尾 喬
ジャンル ビジネス書 > ビジネスノウハウ > 仕事術
ビジネス書 > 自己啓発
ビジネス書 > 管理者・リーダー
出版年月日 2012/03/10
ISBN 9784769610663
判型・ページ数 4-6変・224ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

自衛隊の仕事術160の金言集 目次

なぜ「ヒトロクマル」と伝えるのか

第一章 情報収集術 行き詰まったらまず動け

001 先制主導 遊撃部隊の襲撃は奇襲が基本
002 情報を軽視し対応を怠れば死に直結する
003 インプットなくしてアウトプットはない
004 大観小察 敵の状況の偵察は2段階
005 「吹雪・濃霧・夜間」は弱みであるが、強みにもなる
006 「時間的な視点」と「場所的な視点」で相手の弱みを突く
007 「後尾異常あり」を見抜くために気を配れ
008 相手のニーズを汲み取れば無駄な力を使わずにすむ
009 「いまでしか」「ここでしか」のモノやことを優先する
010 解決法は自分の外側にある 問題は行動することで解決する
011 情報は足裏で集めよ 見る目、聴く耳、嗅ぎとる鼻を鋭く
012 「盗み見」と「盗み聞き」は奨励されるべき
013 「質問なし」は情報と信頼を同時に失う
014 「なぜ」を5回繰り返すと本質が見えてくる
015 共通認識を持つためには「超具体化」が欠かせない
016 情報は持つだけでは意味がない 解明してこそ生きた情報となる
017 新しいものは既存情報を創意工夫することで生まれる
018 「二者択一」ではなく「二者合一」の視点から考える
019 「報・連・相」+「提」 報連相ができて提案できる力がつく
金言力 67の「力」編 その壱


第二章 情報伝達術 情報は生モノ

020 誤解のない情報伝達は奇跡と思え
021 言葉を沁み透らせるには、体と心をほぐしてから
022 「イグニッションプログラム」で相手の心の壁を崩す
023 「理解は偶然、誤解は当然」と心得る
024 原理原則を説き「腹オチ」させる
025 話にインパクトを出す5つのポイントとは
026 失敗談は伝わる 具体例であり、親近感を醸し出す
027 未達成箇所こそ真っ先に報告しなければならない
028 「どうしましょうか」は子ども 「こうしましょうか」が大人
029 相手が未熟なら工程説明を多く プロなら結果イメージを伝える
030 相手のレベルによってチェックの頻度を変える
031 「スキーで曲がるには自転車で曲がる感覚を」が有効
032 「イチ」か「シチ」かの聞き間違いが生死を分ける
033 箇条書きを身につけ伝達の混乱を避ける
034 「一令一動」 複数の指示を同時に出さない
035 情報伝達にはメディアをミックスさせる
036 溜まり水は凍結するが川の水は流れているので凍結しない
037 情報は公開と共有が原則さもなければ自滅を招く
038 情報伝達の最終形はマニュアル化
金言力 67の「力」編 その弐


第三章 組織構築術
速く進みたければ、1人で行け 遠くまで行きたければ、みんなで行け

039 誰もが代役になれる組織はどんなトラブルも乗り越えられる
040 「リーダー4原則」知るだけでなく実践する
041 「スクランブル力」瞬時の正解は不断の努力が礎となる
042 「仕事の頼み方3原則」引き出すものはやる気と効率
043 自分自身のスキルを磨け 企業の命は短く個人の命は長い
044 制服は「私」より「公」を優先する制限服である
045 当たり前のことを当たり前のようにやる
046 24時間に追われろ いつも時間に追われる感覚を持て
047 ○時○分までに雪穴を完成せよ 時間コストに敏感であれ
048 「常在戦場」 現場任務を能動的独立的に遂行する
049 「100-1=0」 1人の失敗がすべてを無にする
050 自主裁量の余地を活かす 会社判断を迅速化し人材を育成する
051 実戦で1回成功させるために訓練で100回失敗させる
052 上に立つ者は世界一の見本となれ
053 早期発見、早期治療 不確かな点や微細な変化を逃さない
054 成果が出ない理由① 段取りなくして成果は得られない
055 成果が出ない理由② コマメサなくして成果は得られない
056 マズローの法則を活かす 上位の欲求から満たそうとしない
057 人それぞれにマズローの法則があることを知る
058 課題を見過ごす人の6つの弱点① 認識力に関わる問題
059 課題を見過ごす人の6つの弱点② 考え方に関する問題
金言力 67の「力」編 その参


第四章 組織運営術 失敗は許せ、嘘は許すな

060 管理の5要素を踏まえれば、ヌケ・モレが防げる
061 頼み上手は育て上手 どう頼むかで育つスピードが決まる
062 「3つ」叱って「7つ」ほめる ほめるところは「やる気の素」
063 ほめるときは「ほめる」ではなく「ほめまくる」
064 ものを頼むときは「他は吾にあらず」を心する
065 「声がけ」「問いかけ」「働きがけ」で高まる教育効果
066 来る者は拒まず、去る者は少し追う
067 稼ぐ人、安い人、余る人 稼ぐ人は仕組みをつくる
068 複数の刺激で、五感を目覚めさせる
069 権限移譲 主役と脇役、両方の訓練をさせる
070 人の成長を促がすことが最大のコストカットとなる
071 整理整頓の敵 「もったいない」が乱雑の基
072 失ったものを数えない、残ったものを数える
073 利益は成果の尺度であり、リスクの保険、発展の要件である
074 時代の高揚期に危機を、停滞期にチャンスを見出す
075 面白きこともなき世を面白く すみなすものは心なりけり
076 錯視を防ぐ周辺視 視野の焦点を変え、ほころびを発見
077 「細部に神宿る」 一見の遠回りが効率と質を上げる
078 会議は決定事項をつくるため、アイデア合戦をするため
079 アイデアを出す者より批判する者が優位に立つ風潮はつくらない
080 会議3役 「進行係、発表係、記録係」を置く
金言力 67の「力」編 その四


第五章 目標立案術 「正早安楽」そして「必成目標と望成目標」

081 「挟差法」 大枠で物事を捉え小枠の道を決める
082 「目標設定4原則」 人はそんなに強くないを前提にする
083 理想を目標にしない 最終着地点だけを見ては挫折しがち
084 目標は区切る 区切った時点で半分達成も同じ
085 目標を腐らせない やる気と行動は徐々に衰えるもの
086 「期日目標と頻度目標」 行動の指針は2つの目標に分ける
087 「反転攻勢」 守りはいずれ勝つための充電時間
088 目標は身近のマネたい人で「見える化」を計る
089 目標立案には達成のための事前準備を含めておく
090 1000手先を読む 仕事のあらすじは事前に考えておく
091 実務者と創造者 幹部として選ばれるのは創造者
092 30%の予備戦力を持つことで成功率が上がる
093 戦力の「逐次投入」と「集中発揮」を間違えない
094 目標は「上書き」して成長を実感する
095 困難に出合ったとき「なんくるないさ」を思い出す
金言力 83の「頂門の一針」編 その壱


第六章 計画実行術 来るものはすべて恵み

096 突破口 できることに一点集中する
097 気の進まない仕事にはその気になる行動原理を持つ
098 気分転換のスイッチを持つ 落ち込んだまま物事を進めない
099 その日のストレスは自分自身でその日のうちに洗い流す
100 できないことを数えるよりも、できたことを数える
101 いつか話せる日を待つ、いつか笑える日を待つ
102 擦りむいた傷と向き合えるなら何回転んだって構わない
103 体サバキは仕事サバキ① 位置関係を把握する
104 体サバキは仕事サバキ② 状況に合わせて対応する
105 体サバキは仕事サバキ③ 道具を熟知し素早く反応する
106 体サバキは仕事サバキ④ リズムとバランスを身につける
107 考えて何もしないより、何かをして後悔する
108 登った経験のある高さの山ばかりでは進歩はない
109 焦らず、ひたすら頑張らず、しかしあきらめず
110 アンダー・ザ・テーブルを持つのがプロの流儀
111 初見でこそ周囲を巻き込みペースを握る
112 輪郭を把握する たかだか5分が勝負を決める
113 細切れの時間を積み重ね黄金の時間とする
114 生活に型を持つ 心地よいリズムがいい影響を与える
115 何をしてもらうかより、何をしてあげられるかを考える
116 仕事は言われてするものではなく探してするもの
117 仕事の先送りを防ぐには細分化し、やれるところから始める
118 人はわからないことに怯む
119 問題点に気づく人の5つの特性① 歩みを止めたら退化する
120 問題点に気づく人の5つの特性② ムダな慣例に代替案を訴える
金言力 83の「頂門の一針」編 その弐


第七章 人心掌握術 強さとは、他人を優先すること

121 敵の死命を制する 心を制する者がすべてを制する
122 相手の名前を呼ぶ あなたは特別な存在だと思わせる
123 好意の返報性 好きではない人にこそ好意を示す
124 仕事では頭を使い、人間関係では心を使え
125 「頑張れ!」より「頑張っているね」と現状肯定する
126 聴くは効く① 答えはその人自身が持っている
127 聴くは効く② 情報収集は聴くことから始まる
128 「君に頼んでよかった」 オンリーワンの存在として認める
129 「いま○○さんが言ったように」 引用は好意を持ってもらう秘訣
130 良識を武器とする 人は礼をわきまえる人を嫌わない
131 自分の常識は相手の常識ではない 相手を知り自分を伝える
132 会話を弾ませる5つの行動 聴くことがすべて
133 人を動かすものは準備と熱意 過酷な訓練にもついてくる理由
134 動かすか、休ませるか チームとして成果を上げるために
135 弱者の視点を持つ それは上司の問題かもしれない
136 人生は仮面劇 感情を制御し役割をまっとうする
137 強い自分を演出する リーダーの感情は部隊に伝染する
138 率先垂範 先頭に立つことがリーダーの仕事
139 戦車出身の訓練生は戦車戦闘の特色を出せ
140 「降下準備! 位置につけ!」 声を出すと行動を始めやすくなる
141 遊びの4要素を活用する 集中力を保たせる工夫
金言力 83の「頂門の一針」編 その参


第八章 人間関係術 他人を主語にできる人になれ

142 やりがいとは制限の中で自由を発揮すること
143 コミュニケーションは性格の問題ではなく技術の問題
144 組織の人間関係には目的があることを忘れてはならない
145 お近づきになりつつ距離を保つ「しすぎない」関係を念頭に
146 「棺」と「目間」 キツい相手とつき合うときの処方箋
147 人づき合いは2つに分ける 仕事だけか人としてか
148 良好な人間関係構築につまらないプライドは邪魔
149 人と話をするときは6~7割のテンションが最適
150 雑談の3つのセオリー 会話のウォーミングアップを上手に
151 笑顔から始める 最も簡単で最も効果がある方法
152 吐けばラクになる ヨロイを脱ぐとリラックスできる
153 「私もそうなんですよ」 何でもいいから共通点を見つける
154 贈り物をされたときは喜ぶことが最高の恩返し
155 やるかやらないかは、一歩の差であり万歩の差
156 仕事の依頼をスムーズにするメモ 相手に心の準備をしておいてもらう
157 やればできる、できれば面白い、面白くやれば職場は楽しい
158 失敗は自分の中で静かに消化させる
159 行動に迷ったらその場にいる目的を再確認する
160 各々が自分の役割をまっとうする組織が強い
金言力 83の「頂門の一針」編 その四

人が出合う困難は人の知恵で切り開けないはずがない

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内容説明

 

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 はじめに

なぜ「ヒトロクマル」と伝えるのか

「東日本大震災が発生するとともに、自衛隊に大規模震災派遣命令が下達され、10万人が戦場に向かった。多くの隊員にとっての初めての戦場は日本国内だった。そこで彼らが目にしたものは、ふだん目にしていた緑豊かな山河ではなかった。想像を絶する、汚泥と瓦礫と異臭と放射能の、地獄の戦場だった。
なぜ彼らは150日にわたる極限の日々の中で、その使命を果たしていけたのか。
祖国愛、同胞愛、使命感、責任感、任務達成感……。その理由は複合する。
では、使命感、責任感、任務達成感は、何によって発起され、継続し、拡大していくのか。
そこには自衛隊の合理的な仕事術がある。やる気を起こさせ、ムダを生まず、達成の喜びをもたらす自衛隊の仕事術だ」。


これが大震災の年の秋に刊行した前作『自衛隊の仕事術』の巻頭言だ。好評をいただいての続刊が本書『自衛隊の仕事術160の金言集』。160は「ヒトロクマル」と読む。

例えば、ヒトキューマルマル。自衛隊では午後7時ジャストのことをそう言う。イチはシチと聞き間違えやすいからヒト。マルマルとはゼロゼロのことで、時刻を告げるのは24時間制。何時何分まで具体的に正確に伝える。

細部に神宿る、という。自衛隊では時刻の伝え方から始まって、髪を短くするのは格闘で髪をつかまれないため、と体の隅々まで様式と行動が合理化されている。共著者の久保光俊教官と出会うまで、軍隊の成分は体力と根性と思っていた私は目からウロコを何枚も落とした。

久保教官が所属していた陸上自衛隊冬季戦技教育隊、通称・冬戦教(札幌市真駒内駐屯)では、スキー指導官の育成、冬季遊撃行動集合教育、バイアスロン選手の育成およびこれらの調査研究を行なっている。

なかでも「冬季遊撃行動集合教育」(冬季遊撃)が本書の源となっている。この教育は冬季に行なわれ、北海道の各部隊から選抜された幹部と陸曹(下士官)が学生として参加する。資格条件としては「レンジャー訓練修了者」などの厳しいものがある。

厳寒の北海道ニセコで雪洞にこもったり、白装束でヘリから降下して銃を連射する遊撃部隊員を育成して、有事の瀬戸際で何をなすべきかを教える彼の教育法とその内容は機能的で実践的だった。それはつまり、「死ぬか生きるか」の狭間から生まれた驚異の発想術・行動術だった。

本書のサブタイトルは「どんな逆境にも負けない屈強な組織をつくる言葉学」だ。

前作で紹介した「正早安楽」や「挟差法」、「管理の5要素」や「劣後順位」「必成目標と望成目標」などに続いて、本書では「体サバキは仕事サバキ」「リーダー4原則」「仕事の頼み方3原則」「目標設定4原則」など160の言葉を収録した。その中で皆さんが「なるほど」と思え、「明日から使える」言葉を1つでも発見して今後の仕事に一点突破・全面展開していただければ我々の喜びである。

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