目次
第1章
なぜ決算書は経営の役に立たないのか?
~ 勉強しない社長が、悪いわけじゃない ~
☆「未来会計」グーグル検索1000万件の事実
☆「未来決算書」体験者の声
☆「未来決算書」って何?
☆ 月次決算で手を打てば、効果は12倍?
☆ 赤字決算、みんなでやれば怖くない?
☆ なぜ会計事務所は経営サポートをしてくれないの?
☆ お客様は神様でなく「パートナー」
☆ トップ5%が実践している「未来決算書」
第2章
「未来決算書」と「経営計画書」5つのメリット
~ 社長が、わが社と経営を勉強するツール ~
【メリット①】社長が数字に強くなる
☆ 未来志向に数字を読む3つの基本ルール
☆ 月次決算で、タイムリーな経営判断ができる
☆ 戦略的な節税対策・赤字対策・銀行対策が打てる
☆ 経営計画書と連動して予実管理が行なえる
【メリット②】社長がお金に強くなる
☆ 資金繰りに安心が持てる
☆ 借入金の限度がわかる
【メリット③】社長が銀行に強くなる
☆ 銀行との付き合い方がわかる
☆ 銀行からの信頼度がアップする
【メリット④】社長が社員と仲良くなる
☆ 社員とのコミュニケーションがとれる
☆ 会社のビジョンが社員を安心させる
【メリット⑤】会社と社員がお客様から感謝される
☆ お客様の要求を満たすと感謝される商売ができる
【厳選! 社長の教科書①】
第3章
あなたにも作れる「未来会計図」
~ 利益を出すための、打つ手が見える! ~
●「未来会計図」で、わが社の「儲ける力」を知る
☆ 損益計算書 5つの利益
☆ 制度会計と未来会計の決定的な違い
☆ 簡単!「未来会計図」を作成してみる
☆「固定費」は4つに分解する
☆ わが社の「儲けの構造」を知る
☆ わが社の「損益分岐点売上」を知る
☆ わが社の「経営安全率」を知る
☆ 利益は余りでなく「事業存続費」
☆ わが社の「最小限利益」を知る
● どこに手を打てば、利益を出せるかを考えよう
☆ 利益を出すための因数分解(ブレイクダウン)
☆ とにかく粗利益の「絶対額」を最大化すること
【利益を出す戦略①】値決めは経営「売上単価」を上げる
【利益を出す戦略②③】攻めと守りで「売上数量」を増やす
【利益を出す戦略④】質を落とさずに「変動費」を下げる
☆ 固定費は削減ではなく「コントロール」
【利益を出す戦略⑤】「人件費」は、分業化で効率アップを図れ
【利益を出す戦略⑥】「経費」は、徹底的にムダを排除する
【利益を出す戦略⑦】「金利」は、銀行との取引の腕の見せどころ
【利益を出す戦略⑧】「未来費用」は、費用でなく投資の発想で
☆ 社長は、ナンバー2の3倍の給料をもらえ
☆ 人件費の「金額」は上げる、労働分配率の「率」は下げる
☆ 社員とのコミュニケーション・ツール
【厳選! 社長の教科書②】
第4章
あなたにも作れる「キャッシュフロー計算書」
~ 利益をお金に残すための、打つ手が見える! ~
●「キャッシュフロー計算書」で、わが社の「真の利益」を知る
☆ 上場企業はみんな作っている「キャッシュフロー計算書」
☆「中小企業のためのキャッシュフロー計算書」を作成してみる
☆ 当期利益に「減価償却費」をプラスするワケ
☆ わが社の「営業キャッシュフロー」を知る
☆ わが社の「投資キャッシュフロー」を知る
☆ わが社の「財務キャッシュフロー」を知る
☆「フリーキャッシュフロー」は、わが社の「真の利益」か?
☆ なぜ利益が出てもお金が残らないのか?
● どこに手を打てば、利益をお金に残せるかを考えよう
☆ 利益をお金に残すための因数分解(ブレイクダウン)
☆ 営業キャッシュフローを増やすため、ビジネスモデルを見直す
【利益をお金に残す戦略①】とにかく早期回収で、売上債権を減らす
【利益をお金に残す戦略②】仕入政策と不良処分で、棚卸資産を減らす
【利益をお金に残す戦略③】不良資産は徹底排除、その他の資産を減らす
【利益をお金に残す戦略④】支払はゆっくりと、仕入債務を増やす
【利益をお金に残す戦略⑤】財務キャッシュフローの改善は、借入計画を見直す
【利益をお金に残す戦略⑥】投資キャッシュフローの改善は、設備計画を見直す
☆「キャッシュフロー計算書」では、わからないこと
【厳選! 社長の教科書③】
第5章
あなたにも作れる「資金別貸借対照表」
~ 財務体質を改善するための、打つ手が見える! ~
●「資金別貸借対照表」で、わが社の「財務体質」を知る
☆ 究極の決算書「資金別貸借対照表」を作成してみる
☆ わが社の「損益資金」を知る
☆ わが社の「固定資金」を知る
☆ わが社の「売上仕入資金」を知る
☆ わが社の「流動資金」を知る
☆「安定資金」が見えると、資金繰りが見える
☆「キャッシュフロー計算書」では見えなかった「財務体質」が見える
● どこに手を打てば、財務体質を改善できるかを考えよう
☆ 財務体質を改善するための因数分解(ブレイクダウン)
【財務体質を改善する戦略①】手形戦略、借入戦略を改善する
【財務体質を改善する戦略②】サイトの勝ち負けを改善する
【財務体質を改善する戦略③】在庫投資、設備投資と借入のバランスを改善する
【財務体質を改善する戦略④】やっぱり基本は利益を出すこと
☆ 銀行からの借入金、いくらまで借りていいのか?
☆ なぜ「節税」すると財務体質が悪化するのか?
【厳選! 社長の教科書④】
第6章
「未来決算書」×「経営計画書」= 打つ手は無限!
~ 鬼に金棒! できれば挑戦したい経営計画書 ~
●「経営計画書」で、わが社の「生き残る条件」を知る
☆ 多くの社長が「経営計画書」を作らない理由
☆「ことば編」は、社長の決意、目標、方針を明らかにする
☆「決定」は社長、「実行」は社員、「責任」は社長
☆「経営理念」で、わが社の使命を明確にする
☆ 魔法のグラフ「年計表」で先手を打つ
☆「バランス・スコアカード」で経営戦略をつなぐ
● どこに手を打てば、わが社は儲かるかを考えよう
☆「すうじ編」は、もちろん「未来会計図」で計画する
☆「中期経営計画」は、5年後の楽しい理想
☆「短期経営計画」は、1年後の厳しい現実
☆ 必達の販売計画を3つの切り口で計画する
☆ 足りない売上は、時間を稼ぎ、知恵を絞る
【厳選! 社長の教科書⑤】
おわりに
【参考文献】
内容説明
どなたでも無料でダウンロードできます。
決算書の数字を入力するだけで未来決算書3図表がすぐできる!
未来決算書かんたん作成シート 無料ダウンロード
↓↓↓ ダウンロードは以下をクリック! ↓↓↓
ダウンロードのためのダイアログが開きます。手順に沿ってダウンロードを開始してください。
設定によっては直接ダウンロードが始まる場合があります。
************************************************
はじめに
できる社長ほど、決算書の数字を未来志向で読んでいる。
これが試行錯誤の結果、たどり着いた結論です。
私は、公認会計士・税理士として会計事務所を経営していますが、黒字経営を目指すコンサルタント・財務体質の改善アドバイザーとして社長専門の経営コンサルタントでもあります。
仕事柄、多くの社長にお会いしてきました。そこで見てきたのは、決算書にまったく興味を示さない社長と、決算書をしっかりと読み込み、そこから経営上の打つべき手をどんどん思いつき、実行していく社長です。京セラの稲盛名誉会長が、決算書を読み込み、経営に活かしていたのは有名な話です(『稲盛和夫の実学 ― 経営と会計』稲盛和夫著/日本経済新聞社)。
しかし、圧倒的に多いのは前者の社長でしょう。それは、いったいなぜなのでしょうか?
税務署や金融機関に提出する制度会計による決算書は、税法や会社法のルールに基づいて作成されています。この制度会計による決算書は、過去の実績数値を羅列した過去会計です。だから、前向きな社長であるほど、過去の数字に興味を示さないのは当たり前かもしれません。
そうなのです。決算書は、そのままでは複雑でわかりにくく、後ろ向きの資料だから経営の役に立ちません。勉強しない社長が、悪いわけではないのです。しかし、本書で説明する未来志向の経営ツールを作成し、必達の利益と必達の売上高の数字を目の当たりにして、その瞬間から生まれ変わったように行動が変わる社長を何人も見てきました。
まさに一瞬で社長の意識が変わってしまうのです。
「経営上の打つべき手が、どんどんと頭に浮かんできて、じっとしていられなくなる」
それは、まるで魔法を見るかのような出来事です。そして、社長が変わると会社が変わるという事例を数多く見てきました。その魔法の経営ツールが「未来決算書」と「経営計画書」です。
社長業は、とても孤独な決定業です。「未来決算書」と「経営計画書」は、そんな社長の夢と、そして社員の夢をかなえる「経営の羅針盤」です。
本書では、この「未来決算書」と「経営計画書」を、会計や税法などわからない素人の方にでも、実際に作成して実践してもらえるよう、できるだけわかりやすく説明しました。
本書の狙いは、決算書を活用することであって、作成することではありません。だから、社長があらためて簿記や会計の勉強をする必要はありません。会計事務所や経理担当者が作成した決算書を、「未来決算書」に作り替えて、経営に活かしていただきたいのです。
「未来決算書」と「経営計画書」は、社長がわが社と経営を勉強する格好のツールです。
本書を執筆しようと決意したある出来事を1つ紹介しましょう。
とあるセミナーの懇親会に参加したときのことです。
偶然、私の隣の席に座られた社長と、ふと「経営計画書」の話になりました。
彼は、その業界では珍しいさまざまな工夫により、9社のグループ会社を経営し、海外にまで店舗展開していました。社長のハンドバッグから出てきたのは、手帳サイズの一冊の「経営計画書」。いったい何回読み返したのか想像もつかないほど、ボロボロでした。
「社長、それは私の尊敬する一倉先生流の『経営計画書』ですね」
彼は経営コンサルタントの故・一倉定先生をご存知なかったようですが、私は、そのとき、確信しました。
できる社長ほど、決算書の数字を未来志向で読み、会社経営に活用している。
決算書を経営に活用できる経営ツールに作り替え、理想と現実のギャップを埋めるために、肌身離さず持ち歩き、常に手を打ち続けている。日ごろから痛感していたこの事実を、全国で会社経営に奮闘する社長に向けて発信しなければ。そう決意したのです。
「未来決算書」と「経営計画書」は、きっと皆様の経営の羅針盤となるはずです。この魔法の経営ツールを活用して、社長の夢、社員の夢をかなえて下さい。
「会社をつぶしたくない、利益を出したい、お金を残したい、社員に生き生きと働いてもらいたい、お客様の『ありがとう』を聞きたい……」
すべてのヒントは決算書のなかに、そして答えはお客様のもとにあります。
皆様のご健闘を祈りつつ。
2011年12月
株式会社 創明コンサルティング・ブレイン 代表取締役
未来会計ナビゲーター/公認会計士 宮崎栄一
関連書籍
関連記事
- 未来決算書かんたん作成シート 無料ダウンロード - 2011.11.18









