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サンタが贈るお母さんの教科書

あなたがママなら大丈夫!

サンタが贈るお母さんの教科書

元商社マンの著者が教育者に転進。小学生までのお子さんを持つお母さんの子育ての悩みを解決。お母さんを応援する本。

著者 木下 山多
ジャンル ビジネス書 > コミュニケーション > コーチング・NLP
一般書 > 教育
女性読者に人気
出版年月日 2011/08/10
ISBN 9784769610540
判型・ページ数 4-6変・216ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第1章
はじめに伝えなければいけないこと

・ キーワードは「自己肯定感」
・ いまのお母さんは昔とは環境が違う
・ お母さん自身の「自己肯定感」を上げる
・ 子育ては「引き算」ではなく「足し算」で
・ 子育てに関して「手遅れ」はありません

第2章
知識があれば、それが安心と自信につながる

・ 「変える」のではなく「引き出す」
・ 「理想的な親」であってはいけません!
・ 家の外に頼れる相手を持ちましょう
・ 親が代わりにやってすまさない
・ 安心感と信頼感のあるコミュニケーションとは?

第3章
「ありがとう」は魔法の言葉 ~ 未就園児(2~3歳)に対して

・ 「魔の2歳児」対処法 反抗は成長の証
・ 我慢はさせる? それとも、させない?
・ 否定語は使わない!
・ 知的刺激は楽しさと一緒に与える
・ 「外的動機づけ」と「内的動機づけ」を上手に活用

閑話休題1 お父さんの転職を自慢

第4章
ルールや決まりを教えよう ~ 幼稚園児(4~5歳)に対して

・ たくさんいろんな遊びをさせる
・ 「勝ち負け」を経験させる
・ マンガやゲームは買い与えてもいい?
・ 子どもがきたない言葉を使い出したら
・ きちんと受けとめてもらえる叱り方とは?

閑話休題2 心に届くメッセージ

第5章
社会と関わる第一歩のお手伝い ~ 低学年児(6~9歳)に対して

・ 子どもは甘えさせる? 甘えさせない?
・ 自分の想いを言葉にさせる
・ 「子どもサッカー」をさせない
・ たずねられたことを流してはいけない
・ お小遣いはいつからどれくらい与えるべき?

閑話休題3 サンタクロースは実在する?

第6章
1人の人としてつきあう準備を ~ 高学年児(10~12歳)に対して

・ 「礼儀」はなぜ必要か
・ 上手な褒め方と上手な叱り方は同じ理論で
・ ミスをなくさせるとっておきの方法
・ 勉強の苦手な子どもから勉強を習う
・ 自分の子どものタイプを知る

第7章
最後に知っておいてほしい大切なこと

・ 「放任」と「過干渉」はしてはいけません
・ 「頑張れ!」と言い過ぎない
・ 「子どもは国の宝」ならお母さんも…

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内容説明

 

「はじめに」「目次」「第1章」が読める

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 は じ め に

私は現在42歳。私立の中学校で教師をしています。
小学生の娘が2人いますが、実は、35歳のときに、12年間勤めていた大手総合商社を辞めて教師に転職しました。
そのとき、すでに娘たちは両方とも生まれていましたが、妻と何度も話し合いを重ねた上で、転職の決断をしました。
特に最初の2年間は非常勤講師として働きましたので、年収は商社勤務時代と比べて激減しました。

いまになって振り返ってみると、「よくもまあ大胆な決断をしたものだなあ」「よく離婚されずにすんだなあ」とも思いますが、そこまでして教師に転職したのには訳があります。

私はもともと大阪教育大学の出身で、英語の教員免許は持っていたのですが、大学時代に奨学金をもらって行ったアメリカの小さな大学で、ちょっとした商売をしたことがきっかけでした。
「自分の思いつきが商売になる」という面白さに魅かれ、「それならいっそのこと何でもできる総合商社に入ろう!」と大手総合商社に入社しました。

2年間の社内選抜海外留学を終え、入社して5年くらい経ち、東京の本社でバリバリ営業に走り回っていたころ、急に世の中がおかしくなってきます。
そう、あの「神戸連続児童殺傷事件」、通称「酒鬼薔薇事件」が発端だったと思います。
それまでも中学生が「被害者」になる残虐事件はありましたが、中学生が残虐な事件の「加害者」になるという事例は初めてだったのではないかと思います。
そして、それに続くかのように、ほかの中学生や小学生までもが残虐な事件を起こすようになっていったのです。
また、さらに数年後には「附属池田小事件」が起こりました。
記憶力のよい方はすでにお気づきかもしれませんが、私の出身大学は大阪教育大学。「附属池田小事件」が起こったのは、大阪教育大学附属池田小学校。実は、私が教育実習を行なった大阪教育大学附属池田中学校のすぐ隣だったのです。

もちろん、そのとき私はすでに商社マンになっており、事件現場の近くにいたわけではありませんが、同僚や先輩、上司、お客さんと飲んだりするときにも、いつも「嫌な世の中になりましたね」と話していました。

そして、
「どういった環境、子育て、教育がこのような犯人を育ててしまったのか?」
「逆にどうしていれば、こんな残虐な事件を起こすような人間を育てずにすんだのか?」

を考えるようになりました。
それから数年たったある日、私の会社の後輩が立ち上げた異業種交流勉強会の場で、飲み会だけを行なう日があったんです。
3次会か4次会かも定かではなく、参加者はみんなけっこうベロベロに酔っぱらっていたのではないかと思いますが、「いまのままの日本ではダメだ」という話になってきました。
そして突然、参加者の1人が言いました。
「俺は、まだ若いけど、すでに会社を興して社長をやってる。この会社をガンガン大きくして、俺が経済から日本を変えてやる!」
また、別の参加者が言いました。
「俺は、政治家を目指してる。将来は総理大臣になって、俺が政治から日本を変えてやる」
それを聴いた私は、隣にいた仲間に熱く語りました。

「どんなに経済状態がどん底でも、どんなに政治の状況が混沌としてても、そんななかでたくましく生きていける人間をつくるのは、教育しかないよな!」
そう言った瞬間、改めて気づいたのです。
「あ~っ! 俺って、教育がやりたかったんだ!!」

その翌年、私は中学校の教師に転職していました。
日本を変える。世の中を変える。それができるのは教育から。
私はいまもその考えが正しいものであることを疑っていません。
しかしながら、学校教育以前にすべての人間が、母親もしくは母性の影響を非常に強く受けるのも事実です。

そんななか、「子どもを育てるという責任が怖い。だから子どもを産まない。そして、結婚もしない」という選択をする女性が増えていると言われます。
ですから私は、そんななかでも実際に子どもを産み、育てている世の中のお母さんたちを応援したいのです。
また、結婚や子育てを避けている女性の方々に、結婚や子育ての素晴らしさを知っていただきたいのです。

この本は、そんな私が教育現場での実践や脳科学に基づく実践心理学NLPの理論を通して学んだことなどを土台として書いた、世の中のお母さんたちへの「アドバイス集」であり「応援歌」なのです。

この本を読んでいただくと、きっと子育ての楽しさ、素晴らしさをご理解いただけ、ご自分の行なっておられる子育てに自信を持っていただけるようになるでしょう。
そして、お子さんのことだけでなく、お母さんとしての自分自身のことも好きになっていただけることと思います。

なかには一部、独特の用語や論理的な説明も登場しますが、できるだけ明快に噛み砕くと同時に、具体例を入れてお話させていただきますので、どうぞご安心ください。
また、本書は知識の蓄積や理論の習得を目的としたものではありませんので、「理解」して終わらせるのではなく、「なるほど!」と思ったら、ぜひともすぐに行動に移してみてください。

この本を、皆さんの実際の子育てに少しでもお役立ていただければ幸いです。
そして、そのことこそが世の中を変えていく大きな一歩になるのだと信じています。


最後に、この本を京都の母、亡き父、義母、義父、そして妻と2人の娘たちに捧げる。

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