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風俗的マーケティング

企画・商品開発・宣伝広告に即応用できる!

風俗的マーケティング

風俗という究極のサービス業に学ぶ、異性に対する欲求を刺激し購買行動を促す手法、接客術を公開! 他業種に活かせる       

著者 モリ コウスケ
ジャンル ビジネス書 > ビジネスノウハウ
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ビジネス書 > 金融・経済・社会
出版年月日 2011/01/10
ISBN 9784769610427
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに~商売で大切なことはみんな風俗で教わった

第1章 風俗的マーケティング~その禁断かつ魅惑的で最強のマーケティング手法とは
 僕が通っているスポーツクラブで盛られる光景
 表の欲求と裏の欲求
 風俗的マーケティングの5分類
 《風俗的マーケティングその1》ネーミングから妄想させる
 《風俗的マーケティングその2》視覚(五感)から刺激する
 《風俗的マーケティングその3》モテたい
 《風俗的マーケティングその4》出会いたい
 《風俗的マーケティングその5》癒されたい
 風俗的マーケティングという発想の原点

第2章 風俗業から学ぶマーケティング~風俗繁盛店におけるマーケティング技術とは
 僕が風俗業界に足を踏み入れたきっかけ
 風俗がビジネスとして魅力的である10の理由
 お客様は風俗に何を求めているのか
 お客様に選ばれる店になるためにとるべき戦略とは
 ブランディング戦略
 女性コンパニオンのブランディングのための具体的手法
  コラム(1) セルフブランディングという究極のブランディング
 お店のブランディング、差別化戦略
 差別化するためのアプローチ手法
 既存店が差別化するためのヒントはどこにあるか
 競合分析
 ポジショニングと複数ブランド戦略
 賢いプライシング&割引戦略
 プロシューマーの時代とクレームの見える化
 顧客管理とRFM
 アンケートの3つの効用
 リコメンデーション&マッチング
 顧客区別と価格差別
  コラム(2) 正直POPという戦略
 風俗が女性雇用の受け皿となっているプラスの側面
 面接という場を有効に活用しよう

第3章 オトコをとりこにする接客術~大切なのはコミュニケーション
 オンナとしての経済的価値を高めるために
 すべては笑顔の第一印象から始まる
 オトコを気持ちよくさせる会話術《褒める》
 オトコを気持ちよくさせる会話術《関心を持つ》
 オトコを気持ちよくさせる会話術《教えてもらう》
  コラム(3) 女性の褒め方のコツ
 プレイ前の留意点
 プレイ中の留意点
 プレイ後の留意点
 特別扱いを演出する
 お客様の財布のキャパシティを見極めよ
 男という生き物を理解しよう
  コラム(4) 風俗のお仕事は感情労働

第4章 草食系男子の増加~風俗産業の競合相手とは
 風俗に足を運ぶお客様が減ったのは不況のせいだけか
 そもそも、草食系男子とは
 草食化とアダルトメディア
 草食系男子は時代の落とし子か
 キーワードは「時間の奪い合い」
 草食系男子は本当に風俗を利用したくないのか
 不況でも入っているお店とは
  コラム(5) 草食系報道に対するメディア批判

第5章 風俗的マーケティング実践編~メンズエステ開業を例にとり
 コンサルタントという有利な立場
 メンズエステを選んだ理由
 コンセプトは「隠れ家メンズエステ」
 従来のエステサロンの常識にとらわれない
 サロン空間をデザインする
 1日たった5人のお客様で月収100万円超え!?
 1部屋だけだって月収100万円超えは夢ではない
 求人のアドバンテージ
  コラム(6) なぜ一般的なマッサージ店は10分1000円なのか
 僕が実践した求人コストゼロの裏技
 アライアンスという強力な戦略
 技術のチェックポイント
 セラピストブランディング
 いかにホームページにお客様を集めクロージングさせるか
 パソコンと携帯電話ユーザーの比較
 男性客と女性客の違い
 サービスは細部に宿る
 お客様との会話内容
 「トータルヘルスアドバイザー」を目指す
 お客様個々にサービスをカスタマイズする
 セラピストマネジメント
 チームプレイでお店をまわす
 結果、やってきたお客様とは
 「男おひとりさま」というマーケット
  コラム(7) セラピストに印象づけるお客様

おわりに~日本経済復活のカギは風俗的マーケティングにあり!?

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内容説明

まずは、著者モリコウスケさん作成の新刊CMを。

 

異性に対する欲求を刺激することが、購買行動を強力に促す手法!

風俗という究極のサービス業に学ぶ、オトコをとりこにする接客術!

草食系男子の増加という時流にはこう対応する--成功実践例!

 

ハーバードでは学べない~~~

風俗業の優れたビジネスモデルやノウハウは、

他業種にも活かせます。

 


 

異性に対する欲求を刺激することは、風俗業のような性的サービスをダイレクトに提供する商売だけでなく、他のあらゆる商売において、お客様を購買行動に促す強力なマーケティング手法だ。

マーケティングネタの宝庫である風俗業から、たくさんのビジネスヒントや接客の奥義を分析・紹介します。

 


 

はじめに ~商売で大切なことはみんな風俗で教わった~

 

まずは、今の日本で現実に怒っている事件を紹介しましょう。

 

援デリで高校生1000万円荒稼ぎ

女子中高生の援助交際を仲介する「援デリ」 を行っていたとして、山口県出身の私立高校通信制2年の少年(18)が、警視庁少年育成課に児童福祉法違反と売春防止法違反の容疑で逮捕された。少年は都内のネットカフェで生活しながら、携帯電話を使って客の男性と女子中高生を“遠隔操作”。1年間で約1000万円を荒稼ぎしていた。(2010年4月27日 夕刊フジ)

 

女子中生に十数人と売春さす、17歳少女2人ら逮捕

女子中学生に売春させたとして、愛知県警中村署は19日までに、児童福祉法違反の疑いで無職少年(19)=名古屋市中村区=と17歳の少女2人を逮捕した。

逮捕容疑は昨年10月12日夜、名古屋市のホテルで、愛知県の中学3年の女子生徒(15)に会社員(29)を相手にみだらな行為をさせたとしている。

中村署によると、3人は携帯電話の交流サイトに「いい仕事がある」と書きこんで女子中学生を勧誘。出会い系サイトで募った十数人の客を相手に7千~3万円で売春させたうえ、「(売春行為を)親に言いつける」などと脅して金を取り上げていたという。

少年は容疑を否認し、少女2人は「金が欲しかった」と認めている。同署は客についても児福法違反容疑で捜査する。(2010年2月19日 産経新聞)

 

17歳少女が中高生売春あっせん、無許可風俗店も経営

出会い系サイトで売春させる女子中高生をスカウトし、無許可の派遣型風俗店(デリバリーヘルス)を経営、男客に紹介していたとして、埼玉県警少年捜査課と久喜署が同県上尾市内の無職少女(17)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(あっせん)の疑いで逮捕していたことが21日、わかった。

少女は同市の無職男(24)ら知人3人に指示し、東京都や埼玉、愛知県から家出してきた5人前後の女子中高生をホテルに送迎させるなどしていた。

調べによると、少女は2007年6月、上尾市内のホテルで、同市の会社社長の男(32)に、同県久喜市の中学2年の女子生徒(14)を売春相手として紹介し、報酬として部下の男とともに約3万円を受け取った疑い。 (2008年2月21日 読売新聞)

 

「援デリ」とは援助交際デリバリーの略で、出会い系サイトなどを利用して個人で援助交際の相手を探していた女性を取りまとめ、デリヘル店のように客に派遣するものです。以前は、援助交際といえば個人間でやりとりするものでしたが、今や携帯サイトの掲示板の書き込みの主流は援デリ業者によるもので、援デリはここ2、3年で急増しています。

 

さらに驚くのが、援デリは違法であり業者には暴力団関係者らも混じっている中で、紹介した記事にもあるとおり、17、18歳の少年少女たちが援デリの「経営者として」「携帯電話1台で」荒稼ぎしていたという事実です。

 

特に、最後の記事の埼玉県上尾市の17歳の少女は、報道によれば、同棲相手の家を拠点にし、彼の人脈を通じて送迎男性スタッフをリクルートした。求人は、携帯電話のサイトを使って家出中の女子中学生や高校生をスカウトした。彼女自身が援助交際の経験があったので、その経験、知識を生かして、携帯の出会い系サイトで次々と集客した。

 

買春で得た3~5万円のうち、5000円~1万円だけを女子中学生たちに渡していた。また、経営している少女同士がチャットで情報交換して、当局の“サイバーパトロール”に見つからない表記の抜け道などを教えあっていた。そして、リピーターが増えるように、少女たちにバナナでフェラの訓練をさせていた。――とのことです。

 

これには大人のデリヘル業者のみならず、すべての商売人にとって顔負けの経営術が垣間見えます。

 

援デリは警察への届け出が義務付けられている風俗店と異なり、ただでさえ開業コストは低いですが、彼女のはなんと開業にあたり1円もコストをかけていません!

 

【合法デリヘル店にかかる主な開業コスト】

(1)事務所兼待機所の敷金、礼金、家賃(物件は大家の承諾が必要)

(2)ドライバーやスタッフの求人募集費用

(3)女性コンパニオンの求人募集費用

(4)お客様を集客するための宣伝広告費用

(5)ホームページ制作費用

(6)什器備品代

 

などが主なものですが、彼女の場合は、

 

(1)は、同棲相手の家

(2)は、同棲相手の人脈を通じてリクルート

(3)は、携帯電話のサイトを使って家出中の女子中高生をスカウト。 つまり、タダで商品を仕入れて、

(4)は、自身の援交の経験知識を活かして、宣伝広告費をかけることなく、携帯の出会い系サイトで次々と集客。

 

一般のデリヘル店であれば、女性コンパニオンへのバック率(売上に対する報酬の割合)は50~60%であるところ、彼女はなんと約20%しか渡さないという、高い利益(暴利?)を得ていました。

 

さらに、チャットというITツールと、人脈ネットワークを駆使して、経営している少女同士でリアルタイムで情報交換し、危機管理対策にも余念がありませんでした。

 

また、商売におけるリピーターの重要性も十分に心得ており、そのためにはサービス向上が欠かせないと、テクニック向上のための実技の訓練も徹底していました。

 

結果的には、逮捕され、彼女の危機管理対策も適いませんでしたが、コストゼロ円で開業し、ケータイという現代最強のデバイスツールを縦横無尽に駆使し、家出少女たちに住まいと仕事の場を与え(一方で暴利を得る)、援交オヤジのニーズを満たすためにサービス向上に惜しまない努力をする、17歳ながら「経営者としてのセンス」には目を見張るものがあります(以上の評価は、もちろん、違法な行為自体を肯定しているわけでは決してありませんので、誤解なきよう)。

 

売春は世界最古の商売といわれますが、彼女は今回の事件で学校では教えてくれない(学べない)たくさんのことを学んだことでしょう。

 

さて、いきなり売春事件の紹介から始まったので面食らった方も多いことでしょう。上に紹介した事例は違法であり決して良い子は真似をしてはいけませんが、企業・商売において大切なポイントは示唆してくれます。

つまり、整理すると、

 

【企業・商売において大切なポイント】

・商売は小さく生んで大きく育てる。コストを小さくし利益を上げる。

・いかに質の高い人材を費用対効果よく求人するか。

・いかにお客様を費用対効果よく集客するか。

・携帯電話をはじめとした最新のインターネットツールを駆使する。

・人脈やネットワークをフルに活用する。

・初めから需要のある商売を行なう。

・自分の強みや経験を活かせる商売を選ぶ。

・利益率の高い商売を行なう。

・情報を共有化する。

・危機管理対策を徹底する。

・リピート率を上げるためにサービス・技術の向上を徹底する、教育・研修体制を整える。

 

これらは、起業する際も商売を行なっている際にもどの業種にも当てはまることです。

 

この中で特に大切なのが「はじめから需要のある商売を行なう」という点です。これが選択できれば、お店が必死になってお客様集めに苦労するようなことはなく、むしろお客様のほうから進んでお店にやってくるので、集客コストは安くなり商売がスムーズに回ります。

 

はたしてそんなうまい商売なんてあるのか?

それが本書で扱う、性欲を扱う商売、性欲を刺激する商売です。

 

性欲は食欲、睡眠よくと並ぶ、人間の根源的欲求で、人間からなくなることはない本能です。よって、風俗業のように直接性欲を扱う商売はなくなることはありません。 また、一般の商場においてもターゲット客の性欲を刺激して購買行動につなげる手法はマーケティング手法としてかなり強力なのです。

 

風俗の中でもデリバリーヘルスは、実店舗を持たずにインターネットで集客し、お客様のいる自宅やホテルなどに女性を派遣し性的サービスを行なう業態です。他の商売として比較しても開業コストは小さく、当たれば大きく儲けることができるので、1990年代後半より急速に増加しました。参入障壁が低い分、競争は激化し、廃業していくお店も多い中で、生き残って繁盛しているお店には共通の要素があります。

 

【優良店の四要素】

風俗業=(1)究極のサービス業+(2)IT+(3)エンターテインメント+(4)ベンチャー

 

(1)究極のサービス業

風俗業が提供するサービスは肌と肌が密着する濃密・濃厚なサービスですが、お客様が求めているのは事務的な射精行為ではありません。お客様が求めているのは、いかに気持ちよく射精するか、女性コンパニオンと恋人気分になれるか、癒されるか――といった「コミュニケーション」です。

 

(2)IT

デリヘルはテンポを持たないわけですから、ネットによる集客がメインとなります。優良店は最新のネット技術やマーケティングを駆使して見込み客の性欲を刺激してアクションを起こさせる、たゆまぬ努力と工夫をしています。

 

(3)エンターテインメント

独自の強みや個性を持っているお店は、たくさんのコアなファンのお客様に支えられ繁盛しています。一口に性欲といってもその趣味趣向は多様です。お客様の求めているものを的確に提供できるこだわりやアイデアのあるお店は、お客様を楽しませ、ときに感動させます。

 

(4)ベンチャー

デリヘルは小資本で開業できる一方で、うまく当たれば大きく儲けることができる、とてもレバレッジの高い商売です。大企業が独占しているわけではなく門戸は誰にでも開かれています。アイデアとあやる気次第でジャパニーズドリームが叶えられるかもしれない、数少ない商売のひとつです

 

こんな風俗業のノウハウからは、業界以外の方にも広く学ぶことが多いのではと思ったのが本書執筆の動機です。なにより、僕自身が身をもって風俗から商売のエッセンスをたくさん学んだので、その経験がみなさまのお役にたてればと考えました。

 

そこで、まず第1章では、僕が提唱するマーケティング手法である「風俗的マーケティング」を紹介します。異性に対する欲求を刺激することは、風俗業のような性的サービスをダイレクトに提供する商売だけでなく、他のあらゆる商売にほおいて、お客様を購買行動に促す強力なマーケティング手法であるという考え方です。

 

次に第2章では、「風俗業から学ぶマーケティング」として実際にマーケティングネタの宝庫である風俗業からたくさんのビジネスヒントを紹介します。

 

また、風俗業は究極のサービス業と僕は考えます。そこにはオトコをトリコにする接客の奥義が満載です。第3章に「オトコをとりこにする接客術」を紹介します。女性の方にとってはさまざまなシチュエーションで男をいちころにする強力な武器として応用できることでしょう。

 

最近の若者は草食化しているといわれます。風俗店にも足を運ばなくなり、これははたして業界にとって死活問題か、第4章で「草食系男子の増加」としてその考察を試みます。

 

風俗で商売を学んだ僕は(学んだエッセンスを第1章から第3章で公開)、草食系男子の増加という時流(第4章で公開)に対していかに対応してみたか、自らが新しい商売を起業して実験を試みましたので、第5章に「風俗的マーケティングの実践例」として紹介します。

 

さあ。あなたも風俗から商売で大切なことを学んでみませんか。

 

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