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人材育成の教科書  新刊

自分で考え行動できる新入社員の育て方

人材育成の教科書

キーワードは「目的意識」「ヒューマンスキル」「真剣な情熱」!現役人材育成担当者が教える、本気で育成したい人のための、本気の本

著者 中尾 ゆうすけ
ジャンル ビジネス書 > ビジネスノウハウ > 人を動かす
ビジネス書 > 社員教育・育成
ビジネス書 > 管理者・リーダー
立ち読みPDFあります
出版年月日 2010/01/10
ISBN 9784769610199
判型・ページ数 4-6変・232ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 教育の計画を立て、受け入れの準備をする
第2章 入社時教育がその後の成長の基礎になる
第3章 新入社員に悩みがあると教育効果は半減する
第4章 経験を通じて多くのことを身につけさせる

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内容説明

詳細な目次はこちらでご覧になれます。

※ 第1章がまるまる読める無料サンプルPDF配布中。 

 

新人が育つかどうかは教育次第

自社の人材を育成したい。業績に貢献できる社員に育ってほしい。人材育成担当の方はもちろん、経営者や管理職の人も、そう願っていますよね。
そのために、いろいろな方法を検討し、効果的と思われるものを実施してきたはずなのに、なぜかうまくいかない……。もしそうだとしたら、そこには根本的な思い違い、考え方の間違いがあるのかもしれません。
キーワードは「目的意識」と「ヒューマンスキル」、そして「真剣な情熱」です。これらを、どう考え、どう伝え、どうやって「自分のもの」として身につけさせるか。現役の人材育成担当者が、これまで実際に行なってきた事例をふんだんに使って、教えてくれました。
本気で育成したい人のための、本気の本です。


 

はじめに

はじめまして。中尾ゆうすけです。まずは、この本を手に取っていただきまして、本当にありがとうございます。

おそらく、ほとんどの方が書名を見て手に取ってくださったことと思います。ということは、あなたは新入社員を指導する立場か、これから新入社員が配属されてくる部署の上司や先輩、もしかしたら新入社員の方や内定者の方かもしれません。この本は、そのいずれの方が読んでも、きっと何かしらのお役に立てるようにと、書かせていただきました。

私は企業のなかで、新入社員をはじめ、さまざまな社員に対して行なう、いわゆる“社員教育”を本業としています。つまり、営業の方が一年中、売上のことや得意先のことを考えているのと同じ時間、また、経営者の方が自社の将来のことを考えているのと同じ時間、「どうしたら社員の能力が向上し、業績に貢献できるようになれるか?」と、そのことだけをいつも考えているわけです。


これからお話ししていくのは、私自身で実践し、効果を確認することができた「効果的に新入社員が成長していくしくみ」です。もちろん、私自身はスーパーマンではありませんから、実践の過程でうまくいったこともあれば、失敗談もたくさんあります。それらも隠さずお話ししたいと思います。そのなかで、あなたが何かに気づき、行動することで、少しでもお役に立てていただきたいのです。

この本では主に、新卒採用の教育を中心にお話ししていきますが、中途採用の社員教育も、考え方は同様です。あなたの会社の事情に合わせて、お役立てください。

さて、あなたの会社では、このような声は聞こえてこないでしょうか?

「今年の新人はナニを考えているのかさっぱりわからん」「最近の若者は常識を知らない」「いつまで学生気分でいるんだ」

どこの会社でも、よく聞かれる言葉です。しかし、よく考えると毎年、同じようなことを耳にしてはいないでしょうか?

実は、これはいつの時代でもいわれてきたことなのです。事実、私の新入社員時代にも、まったく同じことをいわれていました。何年も社会で揉まれてきたベテランと、昨日まで学生だった新入社員のあいだで、さまざまなギャップがあるのは、ごく自然なことです。

また、このような問題も起きていないでしょうか?

「少し厳しく叱るとヘコんでしまい、打たれ弱い」「せっかく教育したのに、もう辞めてしまった」

近年は安定志向になったといわれていますが、依然として新卒採用者の3年以内の離職率は30%を超えています。業種によっては50%、なかには90%という会社もあるそうです。

一方、企業が新卒採用にかける費用は、1人あたり100万~200万円にもなるといわれています。中途採用にしても、額に差はありますが、かなりの費用がかかります。

そして、新入社員の年収を仮に300万円とするならば、3年間に支払う賃金だけでも900万円、中途採用であればそれ以上になります。さらに社会保険や通勤費、教育費など、会社が負担している金額を考えると、3年間で1000万円以上のお金を、新入社員へ投資することになります。それにもかかわらず、離職していってしまうのです。


企業の人事部門や配属先の上司は、このことをよく知っています。そのため、「辞めてほしくない」という理由で新入社員を甘やかしたり、叱れない。その結果、新入社員が育たず、成長を感じることのできない新入社員はやりがいを失い、離職……という悪循環を生んでいる企業が多いのが現状です。

これが短いサイクルで行なわれれば行なわれるほど、会社に大きな負担がかかってきます。離職率の増加は、企業の収益を大きく圧迫し、必要な投資や教育費を削ります。これでは企業の成長も見込めなくなってしまいます。

これらの原因は、システムやお金にあるのではありません。実は、すべて人に起因し、人によって引き起こされている問題です。人によって起こった問題は、人によって解決するしかありません。

新入社員教育を効果的に行なえば、新入社員は学生から本当の意味での社会人へと変貌し、さまざまな能力を身につけ、成長します。成長し、やりがいを見つけた新入社員は、簡単には離職しません。そのうえ、新入社員が成長することで、企業も、そこで働く人も、成長していくことができるのです(このあたりのことも本文でお話しします)。

そのためには、新入社員教育のありかたを、根本から考えていく必要があります。

この本を手に取ってくださったあなたは、いまのままの会社でよいのか、それとも、新入社員への教育を見直し成長する企業にしたいのか、どちらでしょう? ここは真剣に考えてみてください。そして、ここから先は「新入社員への教育を変えて会社を成長させたい!」「新人に成長してほしい!」と真剣に考えている方のみ、読み進んでください。新入社員教育に対して「めんどくさい」「時間がない」「形だけやっておけばよい」「誰かがやるだろう」などと思う方は、この先を読むことはおすすめしません。なぜなら、教育する側が真剣にならなければ、新入社員も真剣にならないからです。

また、もしあなたが、これから社会人になる学生や新入社員であるならば、この本は、働くとはどういうことかを真剣に考える、よい機会になると思います。会社がどのような思いで新入社員を見ているのか、それを知るだけでも、あなたの向上心が芽生え、能力は飛躍的に伸びていきます。

教育は、最終的には一対一です。教育する側と、される側が向き合って、真剣に行なわなければ、効果がありません。これは私自身の経験から、自信を持っていえます。

私もこれまで、たくさんの失敗をしてきました。しかし新入社員と真剣に向き合うことで、それ以上にたくさんのものを得てきました。それらを、この本でお話ししていきます。そのなかで、あなたが感じ、気づいたことを、まずは実行してください。その一つひとつの熱意は、必ず新入社員に通じ、彼らはそれに応えてくれます。なぜなら、あなたが燃やした情熱にしか、新入社員の情熱は反応しないのです。

あなたにとって、この本が少しでもお役に立ちますように。

2010年1月                       中尾ゆうすけ

 

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