ホーム > おもてなし力が身につく57の習慣

おもてなし力が身につく57の習慣

伝説のホテルマンが明かす「ひとさじの心くばり」のコツ

おもてなし力が身につく57の習慣

「おもてなしの心」が見直されている時代、心から相手を思いやり喜ばそうという気持ちが求められています。

著者 林田 正光
ジャンル ビジネス書 > サービス・ホスピタリティ
出版年月日 2007/12/01
ISBN 9784769609582
判型・ページ数 187ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第一章 人に喜ばれるおもてなし力~成功者の9割はみんな実践している!

第二章 なぜあの人はコミュニケーションがうまいのか~ちょっとの「ひと手間」が印象をガラリと変える

第三章 「心を揺さぶること」から仕事は始まる~マニュアルを超えた新・人間関係の勘ドコロ

第四章 成功者はこうして運をつかんだ!~「おもてなし力」を伝える歴史の知恵

第五章 「おもてなし力」が身につくと品格があふれ出る~一流に触れることで自分を磨く

このページのトップへ

内容説明

●はじめに……すべての人に必要な「おもてなし力」

最近、「おもてなし」という言葉をよく耳にするようになりました。本来の言葉の意味は、「お客様を丁重に迎え入れ、食事やお酒などを振る舞うこと」ですが、もう少し幅広く解釈されていることが多いようです。

「おもてなし」、あるいは「おもてなし力」とは、相手を思いやり、相手を喜ばそうという気持ちだと私は考えています。つまり、おもてなしが見直されるということは、相手を心から喜ばせようという思いが求められる時代になったという証でもあるのです。

たしかに、形ばかりのサービスではお客様は満足しません。新しいホテルができれば、その美しさや充実した設備に最初は驚きます。しかし、それも最初の一回だけです。ホテルへ行き慣れている方なら、初回の驚きさえないかもしれません。「ここへ行けばこのくらいのものはあるだろう」「ここならこのくらいのサービスはしてくれるだろう」と、ある程度の想像がついてしまうのです。その想像を超えなければ、お客様は満足し、感動してくれません。

では、どうすればお客様の想像を超えることができるのでしょうか。その答えが、おもてなし力だったのです。

~中略~

私はこの本で、そのおもてなし力について話していきたいと思います。そもそも日本人とは、おもてなし力を持って生きてきた民族です。私たちの遺伝子には、おもてなし力が組み込まれているのです。そのかけがえのない遺産を大切にして、さらに次の時代へと引き継いでいくことは今を生きる私たちの義務でもあります。

また、おもてなし力というのは、ホテルやレストランなどサービスを仕事とする方々だけが必要とするものではありません。どんな仕事をされている方も、あるいはプライベートのコミュニケーションにおいても、おもてなし力は常に求められます。大きくは、国際社会の第一線でも、おもてなし力が必要だと私は思います。

おもてなし力とは、生きていくための軸となるべきものです。本当のおもてなし力とは何か、それを知ればきっと人生そのものが一瞬で変わってくるはずです。人にも喜ばれ、幸運にもなれます。まずはこの本を読んで、すばらしいおもてなし力について知っていただけたら幸いです。



●「第一章 人に喜ばれるおもてなし力」より

■13 場の空気を読むって大切ですよね~見た目一流の人は、中身も一流■

自分のことだけを考えるのではなく、まずは相手に意識を向ける。おもてなしの基本ともいえる考え方です。そして、相手に意識を向けるとは、周囲の雰囲気を常に気にするということでもあります。今、この場はどんなムードなのか、どのような話題が展開されているのか、どの人がイニシアティブ(率先)をとっているのかなど、いわゆる空気を読むということです。

つまり、おもてなし力を持っている人は、場の空気が読めます。その場にそぐわない話をしたり、ムードを壊すような振る舞いはしないでしょう。格好についても同じことがいえます。時折、場にそぐわない格好をされる方もいますが、そのような人を見るとやはりセンスを疑ってしまいます。山登りをするときにはそれに即した格好があるように、フォーマルなパーティにはそれなりの格好というものがあります。「オレは別に気にしないから」と言って、過度にラフな格好をされる人は場の空気を乱していることに気づいて欲しいものです。「自分が気にならなければ、それでOK」というのは、自分のことしか考えていない典型例です。

格好、見た目について、おもてなしのプロというべきお茶屋の女将さんが興味深い話をしています。『京都花街もてなしの技術』(相原恭子著・小学館)のなかで紹介されているのですが、あるお茶屋さんの女将さんは若い舞妓さんたちを教育するにあたって、「躾とは身を美しくすること」と語っています。非常に懐の深さを感じる言葉ではないでしょうか。要するに、身の美しくない人は、一人前ではないということです。この言葉は、どんな職場にも共通する考え方だと私は思います。もちろんこの言葉には、単なる見た目だけでなく、心構えが外見ににじみ出るという意味も含まれているのでしょうが、格好がその場に即していないなど論外です。

格好、見た目、雰囲気が一流の方は、得てして中身も一流です。「中身で勝負」というのも否定しませんが、本当にすばらしい人は中身でも、外見でも、両方で勝負しているものです。

このページのトップへ

関連書籍

リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得

リッツ・カールトン元支配人が学んだ一流のホスピタリティ心得

本物のホスピタリティを身につける参考書!

著者:林田 正光
 
 

このページのトップへ