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日野原重明 いのちと勇気のことば  新刊

日野原重明 いのちと勇気のことば
著者 日野原 重明
ジャンル 一般書 > 読み物
出版年月日 2007/05/01
ISBN 9784769609384
判型・ページ数 B6変・159ページ
定価 本体1,100円+税
在庫 在庫あり
 

目次

1 創めつづける生きかた

2 家庭、それは豊かな畑

3 どん底での勇気とは

4 幸せは、持つものでなく、あるもの

5 人生の午後の、歩きかた

6 よい終わりに向けて

7 医の道を歩む人への問いかけ

8 健康の主人公は、あなた自身

9 若い人のモデルになれたなら

10 最も大事な、心の平静

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内容説明

●はじめに

私は、還暦を迎える1年前、1970年の春、日本で初めての「よど号ハイジャック」を経験したが、それからあとの三十数年の長きにわたって歩んできた道を顧みて、私の書き記したエッセイの中から、しばしば胸に湧きおこるいくつかの言葉を選んでみた。

許されたこのいのちを、私はどう生きてきたか。私は感謝の言葉と併(あわ)せて、私のあとに生きる方々のために、老いても勇気を持てる言葉を遺したいと思ったのである。そこで、これを10章に分けてみた。

プラトン(前427-347)は、人々の生きるべき徳を四つ挙げ、「英知」「正義」「節制」の三つに「勇気」を加えて、これらを「元徳」と呼んでいる。齢老いても創め続ける勇気を持った生きかたが、これからの人生にも与えられることを切に希(ねが)って、私はこれらの言葉を遺したい。

タゴール(1861-1941)は、自分の死を間近に予想して、訣(わか)れの言葉として「いくつかの愛と、いくらかの赦(ゆる)し」を求めたが、私もそうありたいと心から思う昨今である。

なお、本書は抜粋のため、わかりにくいところを加筆などしたことは、お断わりしておきたい。



●「1 創めつづける生きかた」より

気楽に挑戦するためには、コツがあります。あの人のようになりたい、という、できるだけ具体的なモデルを見つけることです。そして、その人に一歩でも近づき、さらに超えるためには何をすればよいか、と常に頭を働かせればよいのです。

●「3 どん底での勇気とは」より

ころぶ痛みを体験し続け、幼い子どもは歩き方を覚えます。私も腎炎にかかり、10歳男児なのに1年間も外で遊べなかったとき、その病いのおかげでピアノを習い始め、音楽とめぐりあえました。人生最悪の体験は、正面から向かうなら、神の恩寵でもあるのです。

●「5 人生の午後の、歩きかた」より

人生の明け方、すなわち第一の人生において、人は受動的、かつ利己的です。人生の午前、すなわち第二の人生において、人は能動的、かつ少々利己的です。

しかし、人生の午後、すなわち第三の人生は、自由に解き放たれた時間です。世間や家庭のことに、それほどとらわれず、自身の本当の生きがいに向かって進むのに、他者のために自己を提供もできてしまう境遇だからです。

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