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新入社員が劇的に成長する3か月プログラム

このやり方で人間力が高まり、自ら考え行動できる人になる

新入社員が劇的に成長する3か月プログラム

ポイントは入社からの3か月にある。現役の教育担当者が書いた、本気で新入社員を育成したい人のための実践的指導マニュアル。

著者 中尾 ゆうすけ
ジャンル ビジネス書 > ビジネスノウハウ
ビジネス書 > 自己啓発
ビジネス書 > 社員教育・育成
ビジネス書 > 管理者・リーダー
キャリア別おすすめ > 働き盛りの中堅・中間管理職の方へ
出版年月日 2006/07/01
ISBN 9784769609087
判型・ページ数 B6・223ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 絶版
 

目次

第1章 新入社員教育は入社前から始まっている~教育計画と受入準備~

第2章 最初の2週間が基礎になる~入社時教育の進め方~

第3章 入社後1か月目は分岐点~悩みがあると教育効果は半減する~

第4章 入社3か月までに人間力を高める~経験することで多くのことを身につける~

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内容説明

※内容を一部改訂し、書名およびカバーを新しくしたリメイク版『人材育成の教科書』発行により、本書は絶版となりました。

 

●はじめに

はじめまして。中尾ゆうすけです。まずは、この本を手に取っていただきまして、本当にありがとうございます。おそらく、ほとんどの方が書名を見て手に取ってくださったことと思います。ということは、あなたは新入社員を指導する立場か、これから新入社員が配属されてくる部署の上司や先輩、もしかしたら新入社員の方や内定者の方かもしれませんね。

この本は、そのいずれの方が読んでも、きっと何かしらのお役に立てるようにと、私自身の経験をもとに書かせていただきました。私は企業のなかで、新入社員をはじめ、さまざまな社員に対して行なう、いわゆる”社員教育”というものを本業にしています。つまり、営業の方が一年中、売上のことや得意先のことを考えているのと同じ時間、また、経営者の方が自社の将来のことを考えているのと同じ時間、「どうしたら社員の能力が向上し、業績に貢献できるようになれるか?」と、そのことをいつも考えているわけです。

これからお話ししていくのは、私自身で実践し、効果を確認することができた「効果的に新入社員を育てる方法」です。もちろん、私自身はスーパーマンではありませんから、実践の過程でうまくいったこともあれば、失敗談もたくさんあります。それらも隠さずお話ししたいと思います。そのなかで、あなたが何かに気づき、行動することで、少しでもお役に立てていただきたいのです。

この本では主に新卒採用の教育を中心にお話ししていきますが、中途採用の社員教育も考え方は同様です。あなたの会社の事情に合わせてお役立てください。

~中略~

新入社員教育を効果的に行なえば、新入社員は学生から本当の意味での社会人へと変貌し、さまざまな能力を身につけ、成長します。成長し、やりがいを見つけた新入社員は、簡単には離職したりしません。そのうえ、新入社員が成長することで、企業も、そこで働く人も、成長していくことができるのです(このあたりのことも本文にてお話ししていきます)。

~後略~

●「第3章 入社後1か月目は分岐点~悩みがあると教育効果は半減する~」より

■人を育てるうえで必要な思考とはなにか■

☆可能性を信じて導く

新入社員は可能性を無限に持っています。しかし、あなたが「こいつは暗いヤツだなぁ」とか「こいつ使えねぇな」と決めつけてしまえば、変われることに本人が気づかず、そのまま埋もれてしまいます。たとえば先ほどの内気な彼も、おそらく私が「こいつはダメだ」と最初に思い、その固定観念を持ったまま接していたら、最後のプレゼンテーションの場に立つこともなかったでしょうし、その先も勇気を出して行動することなく会社生活を送っていたかもしれません。もしかしたら、すでに離職していたかもしれません。

しかし、あなたが新入社員を信じて、導いてあげれば、彼らはどんどん伸びていきます。ここで大事なのは、何度もいうようですが、「信じること」「気づかせること」 あなたが無理やり変えようとしても、他人を変えることはできないということを、忘れないでください。

☆可能性のない新入社員はいない

「ピグマリオン効果」という言葉をご存じでしょうか。多くの書籍で紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。ある心理学者が行なった実験のお話です。ある学校のクラスを2つのグループに分けて、先生に対してこういいます。「こちらのグループは非常に素質のある生徒なので、これから成績がどんどん伸びます。もうひとつのグループは、それほどでも…」

すると本当に、そのとおりになったのです。しかし実は、このグループは学力や素質に関係なく、ランダムに選ばれただけでした。つまり、教育する側が教え子に対して期待を持って接すると、それが伝わり、期待に応えるようになります。逆に期待されない生徒は、それに応えてしまうわけです。

同様に、あなたが新入社員に対し「こいつはダメだ」と思った時点で、その新入社員の伸びは止まってしまいます。逆に「全員必ず伸びる」と信じると、全員がそれに応えてくれるものなのです。希望や可能性のない新入社員はいません。いるとしたら、それを信じない先輩や上司がいるだけなのです。

「こいつはこの先、大丈夫か?」「こいつはダメだな」などと評価・判断するのではなく、一人ひとりの良い点を見極め、そこを伸ばし、足りないところは背中を押してあげるのが、教育担当であるあなたの役割です。そのためにも「新入社員は無限の可能性を持っている」と信じることが重要なのです。

*ポイント*

・新入社員の成長を信じなければ成長はしない。

・可能性のない新入社員はいない。いるのはそれを信じない人。

 

 

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