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もし日本の経済が100万円とかだったら

実感できる数字で比べてみました!

目次

はじめに

Part 1 ● 日本の国家予算と地方財政を身近な数字で比較してみました

Part 2 ● 日本人の生活を理解しやすい数字で比較してみました

Part 3 ● 日本の工業と製造業をわかりやすい数字で比較してみました

Part 4 ● 日本の商業とサービスを実感できる数字で比較してみました

Part 5 ● 日本の農林水産業をうなずける数字で比較してみました

Part 6 ● 一般会計の歳出をアドベンチャーゲームしてみました

Part 7 ● 特別会計の歳出をアドベンチャーゲームしてみました

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内容説明

こんな本です


●大きすぎてピンとこない日本経済に関する数字を身近な数字に置き換えてみたら…

●日本の借金(国および地方の長期債務残高)は700兆円以上!って言われても、1日のお小遣いが700円のお父さんには実感できるわけもない(泣)。

●じゃ、日本の一般会計82兆円を年収としたとき、その家庭の借金が4000万円以上だと言われたら? オマケに、500万円の年収とはいえ、そのうち225万円は消費者金融からの借金で、働いて得ているのは275万円だと言われたら?

●財政のほかに、消費、商工業、農業漁業の各産業をわかりやすい数字に置き換え解説したり、国家予算のお金の流れをアドベンチャーゲーム風に解説したり、楽しみながら日本経済を実感できる!


はじめに


日本の経済は、もう長い間不況に苦しんでいます。就職や転職はとても難しくなっていて、どの業界もいい話は聞かれません。しかし、日本の中でも一番苦しんでいるのは政府かもしれません。政府、つまり日本の国そのものは、現在膨大な借金を抱え込んでいます。その金額は国に1年間に入ってくるお金の何倍にも達しています。では何倍なのかはっきり答えられる人はいるでしょうか?

そういったものが分かりにくい理由に、数字の桁が大きすぎることがあります。80兆と言われても、どれくらいのお金かピント来ないでしょう。では、日本全体を年収500万円の家庭に置き換えてみてはどうでしょうか? 年収が500万円で借金の総額が4000万円と言われたら、借金は8年分の年収ということでよく理解できるでしょう。

このように、この本は日本の予算や経済の数字を分かりやすい数字に置き換えて比較しています。そうすることで、誰でも理解しやすくなり、日本の今の状態がよく理解できると思っております。

第1章ではまず、日本の予算や地方財政について語っています。日本の借金はいくらなのか? 国民年金や厚生年金はどのくらいの負担になっているのか? そして国から地方には実際にいくらくらいのお金が流れているのか? それらをわかりやすく解説しています。

第2章では日本人の生活について述べています。今度は身近な事例、例えば自動車を一番多く持っているのはどの県か? あるいは他の生活関連の数字を、主に県ごとに比較しています。

第3章では日本の工業について各県の生産量を比較しています。こちらも各県の意外な顔が見えてきたりします。九州の長崎県や熊本県が意外な衣類を多く生産しているのです。それが何かは本文を読んでみて下さい。

第4章ではサービス業や小売業について各県を比較しています。こちらも各県の小売業の特徴がいろいろわかります。

第5章では日本の農業について、各県ごとに比較しています。こちらではちょっと面白い品物、ピーマンやトマトなどについても見ています。日本で一番ピーマンが採れる県はどこでしょうか?

そして最後の2章、第6章と第7章では、ちょっとしたゲームを用意しています。これは日本の予算の構造を迷路に仕立て上げたゲームになっています。日本の予算の中でよく出てくるのは、「一般会計」と言われるものだけです。しかし実際には、それ以外に31もの「特別会計」が存在しています。そして一般会計と特別会計は、とても複雑につながり合っています。

一般会計のお金のうち6割は特別会計に流れて、そこから実際に使われています。しかしその流れ方はとても複雑で、政府の官僚ですら理解している者はほとんどいません。その複雑なお金の流れを、そのまま迷路にしてみました。予算の迷路の中で迷いながら、お金がどのように流れているのか実際に体験してみて下さい。

特別会計は一般会計よりも金額がはるかに多いのに、ほとんど知られていません。この本を読むことで少しでも特別会計や、その他の日本経済のことについて理解できるようになれば幸いです。

2005年6月  鳥羽 賢

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