ホーム > 部下をグッと魅きつける上司の条件

部下をグッと魅きつける上司の条件

慕われろ、恐れられろ、信頼されろ

目次

第1部 部下に慕われる
 第1章 上司になったら「学習」しなければならない
 第2章 部下にはどう接したらよいか
 第3章 部下指導の注意点はこれ!
 第4章 上司にふさわしい「自分」の磨き方
第2部 部下に恐れられる 
 第1章 トップに負けない人格をつくる
 第2章 厳しさは部下を育て、優しさは部下をダメにする
 第3章 本気で部下と向き合え
 第4章 これが「できる管理者」の仕事ぶりだ
第3部 部下に信頼される
 第1章 部下には責任感を植えつけよ
 第2章 正しい評価が信頼を増すポイント
 第3章 組織管理の注意点はこれ!
 第4章 管理者は部下の心のよりどころとなれ

このページのトップへ

内容説明

■ 「人間」を勉強することが魅力ある上司をつくる?はじめに


人間は複雑怪奇である。世の中にはあらゆる「人種」が存在し、あらゆる人生
体験を持った人間が一つの組織に入り乱れている。その組織を一つにまとめ上
げ、同じベクトルへ導くことは容易ではない。そのカジ取りをする経営者や管
理者の方へのこれはメッセージである。

人を使うということは生半可にできるものではない。それがなぜか、人を使う
ということを体系的に勉強するところは少なく、そもそも人を使うということ
をあまり深く考えもせず、場当たり的に対処していることが多いようだ。

なぜ、人間をもっと勉強しないのだろう。なぜ、学校教育はくだらない知識ば
かり詰め込ませようとするのだろう。もっと大切なことを教育する機関がなぜ、
生まれてこないのだろう。ホント、不思議である。

人間として当たり前の尊厳、他人への思いやり、他人を理解する、他人を尊敬
する、そのような点を教育すること、そんな当たり前のことを教えないで、学
校は何を教えているのだろう。

人を教育すること、現代では、これを行なっている機関は民間の企業である。
その企業経営者や管理者のために、人を使う基本、人を使う際の注意点をわか
りやすい平易な文章でほぼ口語体で書き記し、メッセージを伝えたいと思い、
本書を発刊しようと思った次第である。これを読み、人を使う際の何らかの参
考にしていただければ幸いである。

この国の行く末を左右する重要なポジションにいる経営者や管理者の方への何
らかのお役に立てれば幸いである。

斎藤隆浩


■「第1部・第2章 部下にはどう接したらよいか」より


★2 自分がやられていやなことは部下にはするな★

自分が過去に上司にされていやだったこと、それを自分が上司になったときに
部下に繰り返すような、そんな人間になってはいけない。

自分がやられていやだったから、その恨みを自分が上司になったときに、何の
関係もない部下にする。姑の嫁いびりのような、そんな陰険な人間がけっこう
いる。卑劣と言ってよい。そんなことをすれば組織は間違いなくダメになるし、
部下もダメになるのだが、そんなことは考えない。自分のことしか頭にないの
だろう。自分の恨み、自分のうさ晴らしのために何も知らない純粋な新人、夢
をもって入社してきた新人を被害者にしてしまう。

リーダーの最大の任務は部下を教育することであり、トップの思いを忠実に伝
えて指導し、組織と社会に役立つ人間に育てることなのに、そのようなことを
理解せず、ただただ、自分のことだけを考える。組織にとっては、そのような
人間が一番の「ガン」となる。そのようなリーダーになってはいけない。

自分がやられていやだったら、そんな習慣は自分が上司になったらぶっ壊す。
そうでなければならない。いやむしろ、そんな上司が自分の上にいるのなら、
敢然とケンカしたらいい。組織のために立ち向かってよい。立ち向かえずケン
カもできないから、うつうつとした気分がやがて人を使う立場になったときに
噴出するのだろう。

昔だって悪者に立ち向かうサムライはいたくらいだから、今ならもっといても
おかしくないのだが、なぜかかえって少なくなっている。そんな気骨のある人
間が少なくなっている。そのくせ自分の権利ばかりは主張する。要するに現代
人間は自分のことしか考えないくだらない人間に堕落してしまったということ
か。今は昔のように、組織のため行動するという、そういう当たり前のことは
ダサいということになってしまったのだろうか。

かっこ悪かろうが、ダサかろうが、誰かが変えないと組織はよくならない。誰
かが勇気をもってくだらない習慣、因習に凝り固まった人間と戦わないと、そ
の組織は崩壊する。やる気のある者がつぶされるような、そんな組織は崩壊さ
せてよい。

このページのトップへ

関連書籍

忙しい上司のための自分の分身育成術

忙しい上司のための自分の分身育成術

デキる上司は部下を自分の分身に育てている

著者:門脇 竜一
 
 

このページのトップへ