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目次

第1部 水商売の本当の姿を教えます~意外と知られていない水商売のこと
 第1章 水商売って、どんな仕事?
 第2章 ホステスには危険がいっぱい
 第3章 お客の心理を知ろう
第2部 「売れっ娘ホステス」とは~会話も接客もコツさえつかめば簡単です
 第1章 売れっ娘ホステスになる前提条件
 第2章 会話上手になろう
 第3章 会話の上達方法を教えます
 第4章 売れっ娘ホステスの心がまえ
第3部 売れっ娘の育て方を教えます~ホステスの成長はママの実力に比例し
    ます

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内容説明

 

『【新装版】売れっ娘ホステスの育て方』発行にともない、本書は絶版となりました。

「新装版」は、本書をもとに、時代に合わなくなった部分の記述を改め、

さらに巻末に付録ページも追加したお得な増補版となっています

ぜひ『【新装版】売れっ娘ホステスの育て方』をご覧ください。

http://www.kou-shobo.co.jp/book/b82095.html

 


 

●いままで誰も書けなかった「ホステス育成マニュアル」です!
●売れっ娘ホステスの条件は、美貌ではなく、「会話」と「接客」のプロ!
●今夜からすぐに使える教育ノウハウ(ママ・スタッフむけ)と、
売れるための実践ノウハウ(現役ホステスむけ)を大公開!
●あなたがお客だったら、ママとあの娘へのプレゼントにどうぞ!


■ はじめに


この本を手に取ってくださって、ありがとうございます。私は水商売のコンサ
ルタントをしています。ある日、いつもようにお店の改善について考えていて、
ふっと思いました。「水商売のお店ってどれくらいあるんだろう?」

さっそく、国が集計した資料を調べました。それによると、バー、キャバレー、
ナイトクラブなど、水商売に該当するお店は、約18万店となっていました。

「これって多いの?」そう思って、ほかの業種について調べました。すると、
コンビニが約3万8千店、中華料理(ラーメン屋を含む)が6万3千店、そば
・うどんが3万5千店、寿司(回転寿司を含む)が4万店。これらを全部足し
ても、水商売のほうが多いことがわかりました。そして考えました。

「ほかの業種の本はよく見かけるけど、水商売用のマニュアル本ってある?」

水商売について書いた本はよく見かけます。たとえば、業界のエピソードを集
めた本とか、こうすれば女性を口説ける、といった本です。しかし、お店を良
くするための本や、接客技術を向上させるための本は見かけません。

また、水商売では、接客を「長年の勘」でやっているように思います。もう少
しわかりやすく理屈を教えることができれば、短い期間で、質の高いホステス
が育つはずです。そこで、私流の教育マニュアルをまとめてみました。

まず第1部で水商売の基本的な知識を、第2部で会話上手な売れっ娘ホステス
にする(なる)方法、第3部で育てるあなたの心がまえについて、と話をすす
めます。読んでくださる方を、現場の責任者である「ママ」と想定して書きま
した。しかし、ホステスの方に読んでいただいても、会話の上達方法や、ホス
テスがすべきことを理解できるので、充分に役立つと思います。

それでは、このあと第1部に入ります。まずは業界の基礎知識です。長くお店
をされて、自分のお店に閉じこもっていると、業界全体が見えにくくなってい
るかもしれません。おさらいのつもりでお付き合いください。


■「第2部・第2章 会話上手になろう」より


★1 テレビに学ぶ会話術★

ホステスにとって「会話」はとても重要です。どれだけ大切なのか、営業マン
と比較してみましょう。

営業マンの基本業務は、お客との会話や業務報告書作成などです。会話する機
会が多いので、会話は重要な業務に見えます。しかし営業マンの本当の業務は、
商品を売ることです。つまり、営業マンは商品を売るために一生懸命に知恵を
絞り、売るためのプロセス(過程)として会話します。

一方ホステスが売るものは夢の時間と空間で、それはお客が来店してくれるこ
とで成立します。ホステスにとっての会話は、売るためのプロセスではなく、
商品そのものです。そして会話の出来が、次回の来店(売買成立)に影響しま
す。このように、会話上手であることは、売れっ娘の必須条件です。

この重要な会話というものは、スピーカー(話し手)とリスナー(聞き手)で
成立します。水商売では、「会話はキャッチボール」と言って、お客の言葉に
反応して言葉を返し、またその言葉に対して言葉が返ってくる。というふうに
します。ですから、リスナー(聞き手)では仕事にならない、と思った方も多
いでしょう。ではイラストをごらんください。<*本にはイラストあり。>

いきなり複雑な説明をしてもご理解いただきにくいと思います。また複雑な話
を、ホステスは聞きたがりません。そこで私は、テレビ番組を録画してホステ
スに観てもらい、この人のこんなところをお手本にするとよい、この人をお手
本にしてはいけない、というふうに説明するようにしています。

「会話上手になりなさい」とばくぜんと言うより、お手本を示したほうがわか
りやすいですし、テレビなら抵抗なく観てくれます。同じ流れで書き進めるの
で、ママが、ホステスに説明していると思って読んでください。

なおこの章では、スピーカーとリスナーの区別をせずに紹介しています。主に
一流の芸能人を取り上げたので、1人の紹介のなかに両方のパターンが入って
いることがあるからです。

芸能人の紹介が終わったら次の章で、良いスピーカー(話し上手)と良いリス
ナー(聞き上手)について少しずつ説明していきたいと思います。

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