ホーム > ちょっとの「気づき」であなたが変わる・仕事が変わる

ちょっとの「気づき」であなたが変わる・仕事が変わる

うれしかったこと、腹が立ったこと、そんな思いが「気づき」を生み、仕事と生き方を豊かにする

ちょっとの「気づき」であなたが変わる・仕事が変わる

顧客満足を高めるヒントは日々の「気づき」のなかにある!

著者 鈴木 鉄也
ジャンル ビジネス書 > 能力開発 > 発想力
出版年月日 2003/09/01
ISBN 9784769608110
判型・ページ数 B6・215ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

第1章 お客さんはなにを見てどのように行動しているか
第2章 お店のなかをよく見ると
第3章 営業現場で見つけたこと
第4章 気持ちはお客さんになってはじめてわかる
第5章 ほんのちょっとしたことが心を動かす
第6章 まだまだできることはたくさんある
第7章 既成概念にとらわれない
第8章 もう一歩ステップアップする

このページのトップへ

内容説明

■「第1章 お客さんはなにを見てどのように行動しているか」より


★お客さんの行動を体験してみると★

「お客さんのことを深く知って、お客さんに満足していただく」
すべての商売に共通する原点です。
では、お客さんのことを知るにはどうするか――
それには同じ行動をしてみることが、いちばんの早道です。

経験しないとわからない事例をひとつ。
コンビニなどで買い物を終え、クルマで駐車場を出るときに、
苦労したことはありませんか。
入るときには目だってありがたい看板や歩道のノボリが、
出るときには、とても邪魔になることがあります。
「あんなところにノボリを出して」と、
文句のひとつもいいたくなります。

入ってくださったお客さんは、必ず出ていきます。
ならば、そのときにも注意が必要です。
視界をふさぐ看板やノボリは、お店へのクレームとなります。
こういうことって、意外と覚えているんですよ。
それが来店しない動機に発展します。

これを防ぐ方法は、ただひとつ。
お店に入るときから出ていくときまで、
お客さんと同じ行動をたどってみることです。
アタマで考えるだけでは、すべてはわかりません。
「お客さんの気持ちを考える」だけでなく、
「自分がお客さんになってみる」のです。
お客さんになって、はじめてわかることが多くあります。

.....................................................................

★駐車場で迷ってしまうので★

駅にクルマを置いて仕事に向かうとき、有料駐車場を使います。
近くには2つの駐車場がありますが、
私が利用するのは決まっています。なぜだか駅から遠いほうです。
理由は簡単。
その駐車場なら、帰ってきたときに迷わないでいいからです。

その駐車場には、クルマをとめたもよりの階段の入り口に、
小さな箱があります。
その箱のなかには、クルマを置いた場所のメモが入っています。
「3階‐A」といった簡単なメモです。
朝、それを持って出かけ、帰るときは、そのメモで場所を探します。

方向オンチな私は、メモがないと、いつも迷います。
自分の手帳にメモすれば済むことですが、
どうしてもメモ紙の置いてある、遠い駐車場を選んでしまいます。
「この駐車場、なかなかやるな!」といった思いです。
なんでもない気遣いですが、あるととても便利です。

もうひとひねりするなら、メモ紙にメッセージがあるとおもしろい。
「いつもご利用ありがとうございます。
お帰りの際には○○をご利用ください。
この用紙をご提示いただければ10%引きでお買い求めになれます」
なんて感じのもの。○○の部分には近くのお店の名前を入れて、
広告料をいただきます。

可能かどうかは別にして、使えるものはなんでも使いたいものです。

.....................................................................

★トイレからお客さんがやってくる★

仕事で大きなバッグを抱えて移動しています。
困るのが、トイレに行ったときです。
連れがいなければ、自分でバッグを抱えてトイレに向かいます。

男性である私は小用をたすとき、
バッグを正面の段差(棚?)の上に置きます。
でもこの部分(棚)の幅がとても狭かったり、
とても高い位置にあるなど、不便に感じることが多いものです。

普段の行動範囲のなかで使いやすいトイレをチェックしています。
「この辺に来たときは○○ホテルのトイレに行こう」
自分のなかである程度、決めています。

自然と、向かった先のトイレだけでなく、
周囲のお店や商品と接します。
意外なものを見つけて買ってしまうことも、たびたびです。
お店にとっては、近くのトイレからくる販売チャンスの到来です。

お客さんがお店に来る理由のなかに、
「近くまで来たから、ちょっと寄ってみよう」
こんな動機があります。
「使いやすいトイレにたまたま来たから寄ってみよう」
こんな来店動機もあります。

大袈裟な集客施設もいいのですが、
必要不可欠なトイレを改めて考えてみることも大切です。

 

 

page image

このページのトップへ