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おいしい転職書類(履歴書・職務経歴書・添え状)の書き方マニュアル

目次

第1章
まず「商品としての自分」を知ろう!
――自分にできること、転職したい理由、将来の夢……もう一度洗い出そう

第2章
書類を書く前にする心の準備と物の準備
――書く内容が決まっても、あわてて書き出し書き間違っては元も子もなし

第3章
「履歴書」の書き方、ここにツボあり!
――自分らしさをピンポイント演出すれば印象に残る履歴書ができる

第4章
こんな「職務経歴書」で採用担当者の心をくすぐれ
――経歴の見せ方次第で会ってみたくなる人とならない人に分かれてしまう

第5章
人となりを感じさせる「自己PR書」でこそ差がつけられる!
――他の書類では表現できない「自分そのもの」をベースにすえる

第6章「送付状」と「送付方法」で社会人としての常識をアピール
――ちょっとした気遣いでさらに印象度がアップしてしまうなんて

第7章
最近よくある「インターネットでの応募」はこう活用する
――簡単・便利ゆえに失敗例は数知れず、注意する点はここ!

第8章
一発逆転! こんな超絶テクニックで採用を勝ち取った!
――誰もが成功するわけではないが、一か八か試してみる価値はある!

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内容説明

■「第5章 人となりを感じさせる「自己PR書」でこそ差がつけられる!」
より


★どの書類で自己PRするか決める

●応募書類を戦略的に使う
企業によって募集方法は異なる。必要となるのが履歴書。この他にも添付し
たいのが送付状と職務経歴書の2点。これら3つを応募書類として提出しようと
いう話は第3章でもした。

しかしこの3点をきっちり提出する人は意外に少ない。一説によると、求め
られないと履歴書しか提出しない人は応募者の約半数にもなるという。ここは
差別化を図る絶好のチャンスだ。とはいえ、ただ言われた通りに3点セットを
提出しても意味がない。同じことが重複して書かれていてもしつこいだけ。書
類の役割を理解して、戦略的に活用しよう。

●履歴書・職務経歴書に表現できないことを自己PR書で
履歴書は決まった形式のもとに書き込んだ。職務経歴書はキャリアを書き連
ねるだけでなく、加工することによってアピール力に変化を付けることができ
た。

ただそれほどの職歴がない場合やブランクがあるときなどは、あいさつとと
もにさりげなく自己PRを送付状へ盛り込み差別化を図る。ここまでが3点セッ
トの位置付けだ。

ここでもう一つプラスαの役割をする書類が登場する。それが『自己PR書』
だ。

応募書類として提出を求める企業があるが、特に指示がなくともキャリアや
入社の熱意を伝える材料になるため添付する人は少なくない。臨機応変に使お
う。

添付書類もそれぞれ関連性がある。履歴書や職務経歴書だけでは「理解して
もらえない」「誤解されるのではないか」と思った場合、自己PR書はそのフォ
ローになる。例えばこんな人たち。

・職歴にブランクがある
・大学や専門学校を中退している
・転職回数が多い
・就職後にすぐ辞めてしまった
・応募要項を満たしていない(年齢制限を超えているなど)
・未経験の業界・業種への転職 などなど

また応募が多数予想される会社を受けるときには、他の人との差別化を図る
ために熱意を伝える手段にする。

●「自分らしさ」を伝える
これらをすべて「やりなさい」ということではない。あくまで自分の判断に
よるのだ。

だから「何かが足らない」「アピール不足だ」と思うなら、自分で次のよう
な方法で自己PRを入れる工夫してほしい。

・職務経歴書の中で自己PR欄を広くとる
・送付状にあいさつとともに盛り込む
・自己PR書を添付する

この中で一番自由に表現できるのが、自己PR書となる。つまりキャリアやス
キルにこだわらず、あなたの人間的な魅力を自由に伝えることができるのだ。

内容については次で取り上げるが、これといった形式はない。極端な話、仕
事とは関係のない話でまとめてもいい。実際に自分の趣味や印象に残った体験
から「仕事への思い」だけでなく、「生き方」に結びつけて書いた人が書類選
考を通ったケースもある。

これは担当者の感性や社風にもよるので一概に有効とは言えないが、オリジ
ナリティーが強く感じられる。「自分らしさ」が伝われば形式にこだわる必要
はないのである。



■「第6章 「送付状」と「送付方法」で社会人としての常識をアピール」
より


★目にとまる送付状の書き方とは?

●ビジネスレターの様式を使う
送付状を付けただけで一歩リードしたと思うな。いい加減な文書なら、同封
しないほうがましだ。送付状も「熱意を伝える手段」となる。手を抜かずにて
いねいに仕上げよう。

ビジネスレターとして次のことを入れる。
1. 宛先会社名
2. 表題
3. 頭語と前文
4. 求人を知ったいきさつと希望職種
5. 同封の書類名
6. 自己紹介・応募動機
7. 末文・結語
8. 提出年月日
9. 差出人住所と名前

この順番で文章にすると、きれいにまとまる(横書きにするときは、8,1,9,
2,3,4,5,6,7の順番になる)。

3.頭語と前文や7.末文・結語はビジネスレターとしても当然だが、社会人と
しての常識のマナーである。見落とさないように気を付けよう。

●手書きは印象的
用紙は白無地の便箋が無難だ。手書きかワープロ文書かはどちらでもよい。
が、自分なりの考えで使い分けるようにしてほしい。

たとえば『自己PR書』を同封している場合、6.自己紹介・応募動機はサラッ
と流す程度にしたい。しかし「こざっぱりしすぎて印象が薄くなるのではない
か」と思うなら、手書きにしてもいいだろう。

また希望が秘書のような職種ならば、手書きの送付状で文字の美しさをアピ
ールすることもできる。あくまで担当者に与える第一印象を考えてのことだ。

●見やすさはワープロ文書が一番
自己PR書を付けずに、この送付状のなかで補足説明や意欲を伝えたいという
場合。こうなると当然、文章量は増える。

手書きだとゴチャゴチャしてしまい、散漫な感じになるのでワープロで横書
きの文書にしたほうがいい。

●自己PRのうまみを入れ込もう
送付状で自己PRに幅を持たせるのには、やはり限界がある。送付状は「応募
します」という意思表示のあいさつ状にすぎないからだ。あれもこれもと書く
のはかえってマイナスになる。

6.自己紹介・応募動機をそれぞれ4行程度にまとめよう。その中で入れたい
のは、希望職種にプラスとなるような『経験』『資格』『能力』についてだ。

また6.の中で自己PR書と同じように、フォローとしての文章を入れてもいい。
後で履歴書や職務経歴書を見て「?」と思われるよりも、最初に知ったほうが
スムーズに応募書類を見る気になるものだ。

「筋の通った内容」+「仕事に対する熱意」を伝えることで、さらに興味を
かき立てられるかもしれない。正々堂々が一番だ。

その他、注意事項があるならばそれも書き記しておこう。例えば、仕事をし
ながらの転職活動なら、電話に出られないこともある。それを「恐れ入ります
が……」という形で挿入する。

忘れてならないのが、『送付状』であるということ。B5かA4の便箋1枚に見
やすくまとめるようにしよう。

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