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小さくても「強い会社」はこうつくる

目次

プロローグ 即実践できる知恵を公開
第1章 小さくても「強い会社」になるための成長戦略
第2章 小さくても「強い会社」になるための安定戦略
第3章 小さくても「強い会社」の社長業
第4章 小さくても「強い組織」づくりで会社は伸びる
第5章 「強い会社」になるために商品力を磨きこもう
第6章 「強い会社」になるために集客ノウハウを高めよう
第7章 「強い営業マン」になるための基本原則
第8章 お客様のハートをつかむ「強い会社」のサービス

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内容説明

■「第1章 小さくても「強い会社」になるための成長戦略」より


★2 「商品の付加」で事業を成長させる★

事業を成長させるためにも、商品の付加は欠かせません。しかし安直に、むや
みやたらに次々と商品を投入するというのは考えものです。

まず、ここで考えなければならないことは、商品別の位置づけです。これは3
つに大別することができます。

1 力相応な商品
自社にとって導入しやすい商品。現在の人員や体制で商品付加できる商品。や
りやすいもの、取り扱いしやすい商品です。

2 願望商品
自社にとってぜひ導入したい商品。基本的に商品を導入する責任者や経営者が
自社として扱っていきたいと思っている商品。この商品の場合、熱意が先行し
ているので、市場の状況を把握したうえで導入します。

3 時流適応商品
自社にとって導入しなければならない商品。競合上やむをえない場合。市場が
急成長している、もしくは成長する可能性が大きい場合に取り扱う商品。

以上、3つの基本軸で、まずは商品導入の位置づけを確認します。

さらに、チェックする項目があります。

◯コスト
在庫としてかかえる商品については、その在庫がさばき切れなかった場合、耐
えることができるのか?

◯リスク
この商品を導入した場合の既存事業や商品に対してリスクはないのか? もし
くは、この商品を導入した結果リスクを上回るような業績を上げることができ
るのか?

◯タイミング
市場に対して時期は合っているのか? 競合会社より先手なのか後手なのか?
後手であれば、競合会社を上回るようなマーケティングプランがあるのか?

最後にテストマーケティングをします。たとえば、地域限定、期間限定で販売
状況を確認するのです。この結果、お客様に対して自信がもてるのであれば、
ひとつの商品ラインナップとして取り入れるのです。


■「第4章 小さくても「強い組織」づくりで会社は伸びる」より


★38 「使う」から「育てる」へ発想を変えよう★

よく部下を自分の雑用係として勘違いしている人がいます。そんな勘違いリー
ダーの特徴は、次のようです。

1 自分でもできることを部下にさせている
たとえば、コピーです。部下よりもコピー機に近いところにいるのに、わざわ
ざ「おい、コピー」などと召使いのように使っているパターンです。「あなた
は何様だ!」と部下は心の中でつぶやいています。

2 仕事の目的を伝えていない
「この仕事は次回の会議のときに部長に見せないといけない資料だから、よろ
しく」と、ひとこと付けるかどうかで部下の動きは変わります。何の説明もな
しに、一方的に指示を与えるよりも、なぜ君に頼むかを伝えてあげましょう。
「そんな時間もったいない」という上司は怠慢としか言いようがありません。

3 「ありがとう」と部下に言えない
上司と部下の関係の前に、人間対人間の関係が基本です。ですから、常識的に
「ありがとう」という言葉を必ずそえましょう。

4 私用で部下に用事をさせている
ある会社では、私用の銀行振込を部下に頼んでいる上司がいました。部下は文
句ひとつ言わずに銀行へ走っていました。あとでその部下にどう思ったかを聞
きました。返答は「あんな上司にはなりたくない」です。

部下には給料を払っているのだからコキ使わないと損。ダメなら辞めさせれば
いい。――と、部下を利己主義的な考えで使っていると必ずしっぺ返しがやっ
てきます。

ともかく、部下は社会からのあずかりものと思わないといけないのです。私物
化してはいけません。部下だってバカではないのです。リーダーがどう考えて
いるかは肌で感じ取っています。

「強い会社」のリーダーになるためには、部下を「使う」という発想から「育
てる」へと切り替えなければなりません。

決して勘違いリーダーにならないように、本項の例を反面教師にしてください。

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