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「ないものねだり」をしない生き方

これで悩みは9割消える!

「ないものねだり」をしない生き方

「ないものねだり」から「あるものさがし」へと視点を変えることが平穏だけれど豊かに生きるコツなのです

著者 アルボムッレ スマナサーラ
ジャンル ビジネス書 > 自己啓発
ビジネス書 > 自己啓発 > 生き方・働き方
ビジネス書 > 自己啓発 > 見方・考え方
一般書 > 宗教
一般書 > 精神世界
出版年月日 2014/10/10
ISBN 9784769611325
判型・ページ数 4-6変・192ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第一章 人はなぜ「ないものねだり」をしてしまうのか?
第二章 人と自分を比べて苦しむのは、愚の骨頂だ
第三章 どんな悩みも、9割は「勘違い」から起こる
第四章 自分を大きく見せたところでいいことなんか一つもない
第五章 「今、この時」を淡々と生きる

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内容説明


はじめに

人の悩みの根っこにあるものは、ほとんどが「ないものねだり」ではないでしょうか。

自分が持っていないものを欲しがる。
今の自分とは異なる境遇を求める。

悩みを突き詰めていくと、ほとんどすべてと言っていいくらい、この二つに行き着いてしまいます。

上司・部下など職場の人間関係の問題。
家族や子育ての問題。
お金の問題。
恋愛の問題。
就職・転職など仕事やキャリアに関する問題。

人の悩みにはいろんな種類がありますが、結局は「こんなものが欲しい」「こうなりたい」「こんな境遇、環境は嫌だ」「あの人にはこうなって(こう思って)欲しい」などの思いが根底に流れています。
例を挙げてみましょう。
たとえば、あなたがひどい上司の下で働いているとします。
当然、あなたは「あの課長は、なぜあんな言い方しかできないのか!」「どうしてもっと前もって指示を出してくれないのか!」など不平不満をたくさん持っています。
しかし、そんな悩みや怒りを冷静に分析してみると「上司とは、こういう人物であるべき」「こんな仕事をするべき」というあなたの「理想」「常識」があって、「自分の上司にもそうあって欲しい」と要求していることに気づきます。
言ってみれば、「ないものねだり」をしているのです。

違う例を挙げてみましょう。
子育てに悩んでいる人に、どんな悩みがあるかを尋ねてみると次のような答えが返ってきます。
「夫にはもっと育児に協力して欲しい」「国や自治体は子どもを預けられるしくみをもっと充実させて欲しい」「職場はもっと働くお母さんに理解を示して欲しい」「子どもはもっと言うことを聞いて欲しい」など。
まさに「ないものねだり」のオンパレードです。
そうやって冷静に考えていくと、どんな人の悩みにも「こうして欲しい」「こうであって欲しくない」という「ないものねだり」が潜んでいます。
きっとあなたの悩みも根っこは同じではないでしょうか。

そんな「ないものねだり」はなぜ起こるのか。
どう対処すればいいのか。

そんなことを検証、解説するのが本書の目的です。

▼「ないものねだり」は成長の源である

「悩みの9割はないものねだり」と言ってしまうと、「ないものねだり=悪」という図式を安易にイメージしがちですが、必ずしもそうではありません。
そもそも人間は何もできない状態で生まれ、一つ一つ「できないこと」を「できるようにする」という過程を経ます。
歩くことができない赤ちゃんが歩けるようになる。
これこそまさに「できないことが、できるようになる」好例です。
その後、話せるようになり、さまざまなことを考えられるようになり、人との関係をうまく築けるようになっていきます。
すべて「できないこと」が「できるようになった」結果です。

すなわち、生きるとは「できないことが、できるようになる営み」そのもの。
そして、その源にあるのは「できるようになりたい」という欲求です。
それが本能的なものであれ、意識的に人が願うものであれ、「できないことが、できるようになりたい」という、言わば「ないものねだり」があるからこそ人は成長していきます。
すると、「ないものねだり」は必ずしも悪いものではなさそうです。

▼あなたにストレスをかけ、嫌な気分にさせるだけの「ないものねだり」

しかし、その一方で「無益な妄想」としか言いようのない、困った「ないものねだり」もあります。

あの人はお金持ちでうらやましい。
同僚のあいつが先に課長になって妬ましい。
フェイスブックやツイッターで友人の充実した生活ぶりを見て、「うらやましい」「それに比べて自分はダメだ」と思う。

このように「うらやましい」「妬ましい」という感情だけを膨らませているのは、じつに「無益なないものねだり」です。
この種の「ないものねだり」は、あなたにストレスをかけ、嫌な気分にさせるばかりで、まったく成長させてくれません。
冒頭で触れた「ひどい上司」の例も、考えてみればこのパターンです。
ひどい上司の下で働くあなたは「上司なんだから、自分の役割をきちんと果たして欲しい」と相手に対して思っています。
しかし、冷静に考えてみてください。
あなたの言っていることが正論だったとしても、その「ないものねだり」はあなたにストレスを与え、嫌な気分にさせるばかりで、あなたをまったく成長させてはくれません。
まさに「無益なないものねだり」の典型パターンにはまっています。
そんな「ないものねだり」をずっと持ち続けているなんて、どう考えてもナンセンスでしょう。
そうやって、自分の悩み、怒りを「ないものねだり」という切り口で考えてみると、「無益で無駄なないものねだり」に苦しんでいる人が大勢いることに気づきます。
あなた自身、そんな「無益で無駄なないものねだり」に悩み、苦しめられてはいないでしょうか。

「ないものねだり」とは、あなたを成長させる源であると同時に、あなたにストレスを与え、あなたを苦しめる根源でもあります。
まずは本書を読んで、あなたの悩みが「成長できる有意義なないもねだり」なのか、「無益で無駄なないものねだり」なのかを考えてみてください。
そうやって切り分けるだけでも、あなたの思考は整理され、少なからずすっきりした気持ちを取り戻せるはずです。

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