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国会議員秘書の禁断の仕事術

情報とお金が入ってくる人心掌握のテクニック85

国会議員秘書の禁断の仕事術

議員秘書のプロフェッショナルな人心掌握術を知れば、フィクサーとして仕事を思いどおり進められる!

著者 尾藤 克之
ジャンル ビジネス書 > ビジネスノウハウ > 仕事術
ビジネス書 > 自己啓発 > 生き方・働き方
出版年月日 2014/01/10
ISBN 9784769611158
判型・ページ数 4-6変・224ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

序章 議員秘書は人心掌握術のプロ

1章 最初の接触で心をつかむ実践テクニック

2章 嫌われない&敵をつくらない実践テクニック

3章 相手の本心を見抜く実践テクニック

4章 信頼関係を築く&深める実践テクニック

5章 話す&聞く&人と接する実践テクニック

6章 【実例】会社で実力発揮する元議員秘書たち

おわりに

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内容説明

はじめに

議員秘書という仕事には、どうしても理不尽な責任を押しつけられるイメージがついてまわりますが、世の中には、多かれ少なかれ会社組織のなかで、理不尽で悔しい思いを経験している人も多いのではないかと思います。

会社に対する不平不満や悪口は「サラリーマン飲み」の定番ですが、不平不満を募らせたところで状況が改善されることはありません。

それは議員秘書も同様で、彼らも働いている以上、同じように不満を持っています。仕事に安定性がなく、薄給で社会保険もなく、勤務時間も非常に長いなど、極めて厳しい労働条件であることが少なくありません。

ですが、議員秘書がサラリーマン飲みをすることはありません。
それは、国会議員が終身雇用ではないことに関係しています。
国会議員は、数年に一度、選挙の洗礼を受けることになります。
国会議員にとって、スキャンダルの発覚は、イコール落選を意味します。
議員秘書にとって、国会議員の落選は、勤めていた会社が倒産することと同じです。
そんなシビアな雇用関係だからこそ、自ずと仕事のスキルが身についていきます。

国を司るのが政治家であり、政治家を司るのが議員秘書の役目です。であるなら間接的にではありますが議員秘書のスキルが国家を動かしているとも言えなくはないでしょう。

自らのボスである国会議員の先生が当選できるように、セッセと黒子に徹しながら事務所を切り盛りしている存在こそが議員秘書になります。

こういった議員秘書のスキルは、いまのビジネス社会に役立つものが少なくありません。これらのスキルを読者の皆様に語りかけたいと思い本書を上梓するにいたりました。

ところで、政治家がどのような仕事をしているか十分に理解されている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。政治は難しいですし、そもそも興味がない人が多いようにも思います。ひょっとしたら、高級料亭で談笑しながら美味しいものを食べているイメージが強いかもしれません。

それでは議員秘書のイメージはどうでしょうか。

おそらく、政治家以上にわかりづらい存在ではないでしょうか。議員秘書に出会うのは、議員に代わって地元での会合や冠婚葬祭に出席しているときくらいでしょうか。

私は、かつて議員秘書をしていました。

そのことを新しく知り合った方々に話すと、「議員秘書っていろいろと大変だったでしょう」と言われます。

政治家のスキャンダルが相次いだ時期には、「私は存じません。すべて秘書に任せておりました」といったセリフがニュースを騒がせたことがあります。

そんなイメージのまま私の経歴を聞いた人の多くが、先のような言葉を発するのです。

秘書は大きく「公設秘書」「政策担当秘書」「私設秘書」の3つの種類に分けることができます。公設秘書、政策担当秘書は公務員扱いになりますが、公務員といっても実質「超長時間勤務」であることを考えると待遇がよいとは言えません。

大企業の女性秘書を想像すると、秘書稼業は一見、華やかに思えるかもしれません。また、政治の最先端にいるだろうことから、カッコいい職業と思う方もいるかもしれません。しかし、その現実は過酷そのものです。この内実を知るものは決して多くはありません。これらは決して表立つこともなく、各事務所や各秘書の暗黙知として脈々と受け継がれていきます。

実は、この暗黙知こそが議員秘書に備わっている共通した特性と言えるものであり、これこそが「おもてなしの技術」なのです。

ただ、「『おもてなし』と言われても誰もがしていることじゃないか」と思う人もいらっしゃるかもしれません。

「上司に好かれたい」「取引先に好かれたい」「彼女に好かれたい」

そのために、つけ届けをしてみたり、相手のつまらない話に合わせてみたり、そういったことは万人がしていることです。

ただし、このレベルのおもてなしでは相手の印象に残りません。議員秘書がやっているおもてなしは、一般のおもてなしとは少し概念が違っているかもしれません。

ここで、私の知り合いの議員秘書が行なっているエピソードを紹介させてください。

まず彼らの多くはケータイ電話の留守番電話機能をONにしていません。
同時に伝言メモも残せないようにしています。
相手の用事が大切なものだったら困るのではないかと思いますよね?
でも大丈夫です。その議員秘書は、必ず1分以内に折り返しの電話をかけてきます。

「いやー、すみません。留守番電話に残していただくのが申し訳ないので、かけ直させていただくようにしています。○○様に留守電のメッセージなんか残させませんから。何時でも私がすぐにかけ直します」

電話の相手はその心掛けに感激し、強烈な印象として残ることになります。

また、ある秘書は野球などのスポーツで使われているコールドスプレーを持ち歩いていました。デッドボールを受けたときなどに痛み止めの応急処置としてソックスや衣類の上から吹きかけるアレです。

実は、あのスプレーは冷却効果が抜群なんです。
例えば、真夏の暑いさなかに、主要国の大使館や大手企業を訪問する際など、汗ダクダクで髪型が乱れた姿はカッコいいものではありません。
そのようなときには、地肌にスプレーをかけて汗を抑えて身なりを整えてから面会に向かっていました。

一方で、選挙区をまわる場合は、汗ダクダクのほうが「あそこの秘書は頑張っている」と評判になるので、あえてコールドスプレーは使いませんが。

おそらくは「これが、おもてなし?」と思われることでしょう。ただ、これらの行為は相手の気分を高揚させるのに十分なものです。議員秘書のおもてなしとは、相手をぐっといい気分にさせて自分の印象を強烈に残す「人心掌握の技術」なのです。

この人心掌握の技術を身につけることができれば、皆さんにもその効果がはっきりとしたかたちで表われてくるに違いありません。

まず、なんと言っても人から好かれるようになります。仕事上にしろプライベートにしろ、出会った人が皆、あなたのファンになってしまうことは素晴らしいことです。さらに上司や部下とのつきあいも苦にならなくなるでしょう。

本書では、人心掌握の技術を中心に議員秘書の仕事術をご披露いたします。ここからいろいろとヒントを感じてもらいたいと考えています。

皆さんがこれらのスキルや仕事術を駆使して、素晴らしい人生を送られることを心からお祈りしています。

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