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禅、捨てる生き方

心の荷物を手放せば、もっと穏やかに生きられる

禅、捨てる生き方

「もっともっと」という執着の心を捨ててみましょう。何でもある過剰な時代だからこそ捨てることで本当の自分が取り戻せるのです。

著者 有馬 賴底
ジャンル ビジネス書 > 自己啓発 > 生き方・働き方
ビジネス書 > 自己啓発 > 見方・考え方
一般書 > 宗教
一般書 > 精神世界
出版年月日 2013/08/10
ISBN 9784769611035
判型・ページ数 4-6変・224ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第一章
もっとシンプルに生きよう!

第二章
こだわらない、とらわれない

第三章
「今日」をていねいに生きる

第四章
「捨てた」分だけラクになれる

第五章
何が起きても、大丈夫!

第六章
本当に大事なものは、「当たり前」の中にある

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内容説明

はじめに

ここ数年、禅がちょっとしたブームになっています。

週末や、仕事前の朝坐禅や、仕事帰りに坐禅をしに行く人が増えたり、禅語(禅の言葉)を勉強するなど、「禅の世界」「禅の生き方」がにわかに注目されています。

そんな人たちは「禅の世界」の何に魅力を感じ、何を求めているのでしょうか。

おそらくそれは「平穏」であったり、「静寂」であったりするのだと私は考えています。「凪いだ海のような、穏やかな時間」「心を空っぽにして、リフレッシュできる時間」を多くの人が求めているのでしょう。

そんな「平穏」を多くの人が求めるのは、なんだかわかるような気がします。

ほとんどの人にとって、日常は忙しく、さまざまな雑事が降りかかることによって、心乱されることばかりだと思います。

時間に追われることも多いでしょうし、「この仕事はうまくいくのか」と常に考え、不安を抱えながら暮らしている人も少なくないでしょう。上司、部下、同僚、友人、家族、恋人など、さまざまな人間関係に悩まされることも多く、そのせいで自らの心のバランスを失っている人もたくさんいます。

あるいは、「自分はこのままでいいのか?」「この会社で、こんな働き方をしていていいのか」「一日中家の中にいて、家事をしているだけの人生でいいのか」「こんな子育てで問題はないのか」と、現状に漠たる不安を抱え、自らの生き方に疑問を感じている人も多くいるでしょう。

さらに、社会情勢、経済状況が不安定なので、「年老いたとき、きちんと生きていけるのか」と将来の不安を抱えている人も大勢います。

まさに、現代とは「不安の時代」と言えるのかもしれません。

しかし、そんなふうに「時代のせい」「周囲の環境のせい」にしていても、何も解決しませんし、あなたの人生は豊かになっていきません。

こんな時代だからこそ、心を静かに落ち着かせ、ありのままの世の中をしっかりと受けとめ、「自分らしく生きていく術」が必要なのだと思います。

禅の世界には、そんな「生きるためのヒント」がたくさんあります。

こんな世の中ですから、生きていくのは決して楽ではありません。しかし、「どんなふうに物事を捉えるのか」「どんなふうに考えるのか」という、拠り所を持っているのと、いないのとでは、あなたの生き方はまるで違ってきます。

先人の智慧、言葉、考え方、動き方、感じ方を知ることで、きっとあなたは、今より少しだけでも生きやすくなるはずです。

もし、あなたが苦しみから抜け出して「心穏やかに生きていきたい」「本当の幸せを感じたい」と思うなら、ぜひとも「禅の世界」「禅の思想」を知って欲しいと思います。

「禅的な生き方」というものを端的に表現するなら、それは「捨てる生き方」と表現してもいいかもしれません。

人は何かを学ぼうとする際、「何かを得る」「何かを身につける」という発想をしがちです。仕事、学問、人間関係など、たいていの学びは、知識や教養、経験を積み重ねていくものなので、どうしても「プラスの感覚」が強くなってしまいます。

しかし、本書で学び取って欲しいのは、むしろ「捨てること」だと私は考えています。

これまであなたが意識的、無意識的に積み重ね、背負ってきたさまざまなものを捨てる。そんな意識を持ってもらいたいのです。

たとえば、あなたを苦しめているのは「もっと認められたい」「もっと良好な人間関係を築きたい」「もっとお金を稼ぎたい」「もっと豊かになりたい」「もっとおもしろい仕事がしたい」などの「もっと、もっと」という執着心です。

その「もっと」という執着心を捨てることを、禅の世界は説いています。


先入観を捨てて、真っ白な心で世間と向き合うこと。

自らを飾り立てようとしている虚栄心、プライドを捨てて、ありのままの自分として存在すること。

どんなに成功を収めたとしても、その成功に浸らず、「自分は何も持っていないのだ」と思える謙虚な心。

そんな「捨てる生き方」を禅は教えてくれるのです。

物が溢れ、情報が氾濫し、価値観が多様化している「過剰な時代」を私たちは生きています。だからこそ、せめて自分自身だけは「捨てる生き方」をして、身も心も軽やかになってみてはいかがでしょうか。

あなたはこれまで生きてきた中で、さまざまな荷物を背負い、心には大量のホコリが溜まっているはずです。ここで一度、その重い荷物を降ろし、心のホコリを取り払ってみてはどうでしょうか。

きっとスッキリするはずです。

そして、明日からの「人生の足取り」は軽くなり、見える景色も明るく変わってくるはずです。

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