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妙慶さんの怒りがおさまる35のお話  新刊

イライラをやめると人生がうまくいく

妙慶さんの怒りがおさまる35のお話

もし怒ってしまったら、そのすぐ後に、夜寝る前に、妙慶さんのお話を読んでみてください。

著者 川村 妙慶
ジャンル ビジネス書 > 自己啓発 > 生き方・働き方
ビジネス書 > 自己啓発 > 見方・考え方
一般書 > 宗教
一般書 > 精神世界
女性読者に人気
出版年月日 2013/05/13
ISBN 9784769610946
判型・ページ数 4-6変・224ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫僅少
 

目次

1章 なぜ人は怒るのでしょうか?
2章 しつこい怒りの正体を見つけませんか?
3章 怒りの矛先をおさめましょう
4章 心のホコリを大そうじすれば、気が晴れます
5章 【ケース別】 怒りが瞬時に消えるかしこい対処法

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内容説明

まえがき  ・・「人を滅ぼす道」は「自分を滅ぼす道」に通じる ・・

仕事の打ち合わせの席で、ディレクターのAさんが突然、「僕はなぜ人気がなく、Bさんは誰からも好かれるのですか?」と質問しました。

するとこの仕事をまとめているプロデューサーさんは「君は、相手かまわず、すぐに怒る。しかし、Bさんは怒るのではなく、相手にわかるようにきちんと伝えている」とおっしゃったのです。


私は、この言葉にとても心が動かされたので、今でも記憶に残っています。Aさんは説明の前に怒りを出すことで、相手に「威圧感」を与えてしまっているのです。そんなディレクターさんには誰も好感を持たないし、近づきたくありませんよね。

怒りをそのまま言葉にしてしまうと、受けるほうは、剛速球を投げられたかのような衝撃しか残りません。

一方で、Bさんは相手に話が通じなかったときに、「ごめんね! 僕の伝え方がまずかった。実は、こういうことをしたいと思っているんだ。どうか、皆の力を貸してくれませんか」と笑顔で柔らかく伝えます。説明を受けた誰もが、気持ちよく聞けるなと感じました。

私事ですが、子どものころから、なぜか、いつも怒りのなかに育ちました。両親、兄、それぞれがお互いに怒りをぶつけあうことしかできない家庭でした。子どもながらに私は、相手のご機嫌を取ることでその場を和やかにすることしか考えていませんでした。たぶん、怒りを受けたくないがために、ビクビクしていたのですね。

不思議なもので、嫁いだ先もまた怒りのなかにあって、いやはや音を上げたくなったこともあります。お陰で免疫はついてきていますが…… 正直、疲れます。

こうした環境のなかで、「怒りを出しても、誰一人気持ちよく人間関係を築くことができない。むしろ支配のなかで生きることしかできない」ことを学んだのです。

そんな怒りの充満する家には(職場でも)誰も寄ってきませんよね。笑みのない顔には余裕を感じることもありませんし、支配関係で付き合っていては、いい仕事もできるはずがないのです。

『阿弥陀経』に「共命鳥」という鳥が出てきます。お浄土には、いろいろな鳥が棲んでいて、それぞれが、その鳴き声から法を語っているというのです。その鳥のなかに、命を共にしている鳥、共命鳥という名で説かれている鳥がいました。

その鳥は「双頭一身」、つまり胴体が一つで頭が二つあるのです。頭が二つということは、思いが二つあるということ。その思いはいつも別々でした。

左側の頭が水を飲みたいと思っても、右の頭がエサを探しにいこうとする。左が木の枝に止まろうとすると、右は他の鳥とじゃれあいたいと思う。いつも考えることが食い違うものですから、お互いが邪魔な関係になるのです。いつしかお互いが、怨み妬む関係になってしまったのです。

「あいつさえいなければ、私の思いどおりの生き方ができるはずなのに」と怒りが出てきます。ついには、左の頭は右の頭へ毒の入った実を食べさせたのです。

「さあ、これでこれからは自分の思いのままに自由に生きていける。これからはどんなに楽しい生活ができるだろう」と左の頭が思いきや、胴体は一つです。自分の体にも毒が回って、それはやがて胴体も腐らせていく。そうなると、左の頭も胴体でつながって生きているので、自分自身も命を失ってしまうのです。

邪魔になるものを殺して、あとは一人楽しく生きることができると思ったのに、最後は、自分自身の命を失うことになったという怖いお話です。

人間は一人の思いだけでは生きていけません。必ず相手がいて人間になれるのです。ですから人の間と書いて人間というのです。必ず「つながりのなかで生きている」のです。決して他人事ではないのです。

「他を滅ぼす道は、己を滅ぼす道、他を生かす道こそ、己の生かされる道」

という阿弥陀経の教えでもあります。

他人を生かすことこそ、自分が生かされる道。もちろん、煩悩を持った人間ですから怒りは出ます。しかし怒りや憎しみを出しても、その怒りはまた連鎖して、世の中全体を暗くしてしまいます。そして、最後は自分に返ってきて、自分をまた苦しめることにもなるのです。戦争なんかはその最たるものですよね。

私は、日々生きるなかで「怒りをやめたらうまくいくのになぁ」という思いがありました。そんな私の個人的な体験も包み隠さずに書いてみました。

怒りが出たとき、怒りを浴びせられたときには、ぜひこの本をお読みください。きっと「怒りをきっかけにあなたが変わっていく」ことでしょう。

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